5月＆6月のハワイ【2021年】

ALOHA～！ハワイナビです。

ハワイアン・スプリングから夏の始まりへと移り変わる5月6月のハワイは１年の中でも旅行時期としては気温や気候の面でも一年の中でもベストシーズンといえ、一番人気の季節。本来ならば国籍問わず、ジューンブライドのハワイアンウェディングを挙げる幸せいっぱいのカップルも多く見かけることも多いのですが、今年はいまだにコロナ渦の影響で各ロケーションで人数制限やＰＣＲ検査の手続きなどで通常のように希望通りのプランができないこともありますが、逆を言えばズームなどが一般的になったことで新郎新婦がハワイ入りして観客はどこにいてもライブ映像を見ながらシャンパン片手にお祝いすることもできたりと、いろいろな機会にテクノロジーの進化も感じ取ることもできますね！

こんなかんじでお祝いするのが今年流？！

ハワイではまだマスクの着用義務はあるものの、アメリカ国内からの観光客が去年の同時期に比べて増えているとのことです。まだ夏休みではありませんが家族連れでも子供たちの学校はオンライン授業、テストなどが導入されているなかで、リモートで授業に参加できることから、様子をみながら続々と観光客が戻りつつあります。また、これに関連してレンタカーがすべて出払ってしまうということも起きているのだそう。車社会のアメリカでは運転をほかの州ですることも抵抗がなく、”ドライバーはお酒を飲めない“　というリスクはあっても（お酒好きには致命傷、、、）感染の可能性の多い公共の交通手段を利用したくない人が多いのも納得。ちなみにハワイの交通渋滞もほぼコロナ前と変わらないほどに戻ってきました。こればっかりはコロナ規制中で車の行き来が少なく道がすいていた時の方がよかったのですが、、、。

すぐに手が届く位置にマンゴーが。

ライチーもたくさん実がなっています。

ハワイは世界でも珍しく年間を通してトロピカルフラワーが咲き乱れ、お花だけではなくこの時期は近所の軒先などでもいたるところでマンゴーやパパイヤなどトロピカルフルーツの木が実をたわわに実らせます。４月ごろまでは春先特有の不安定お天気が多いですが、５月６月は降水量もだいぶ減って昼間は燦々の太陽がふりそそぐ快晴の日が増えてきます。


この季節の代表ともいえるシャワーツリーは迫力さえ感じますね

観光客の行き来ががしばらくの間ほぼいなかったことでハワイの自然は以前に増して鮮やかに、また空気や海水もクリアーになり、曇りの日でさえまんざらでもない景色をみせてくれています。


地元のカップルのウェディングはこんな感じの小規模で行われていました

５月６月の気候

朝９時ともなれば真夏の陽射しを感じます。朝は曇っていても数時間もすると気温も上がりサングラスや日焼け止めは必須です。外出時には忘れず持参するか、到着後すぐに調達しましょう！

【5月】
〇平均最高気温　30.1　度
〇平均最低気温　20.0　度
〇平均降水量　　24.7　㎜

【6月】
〇平均最高気温　31.2　度
〇平均最低気温　22.2　度
〇平均降水量　　9.9　㎜

５月６月の祝日

通常ならば式典の行われるパンチボウルの丘

5月31日（月）メモリアル・デー【国と州の祝日】

毎年5月の最終月曜日は、メモリアルデー（戦没将兵追悼記念日）です。元々南北戦争で勝利した北軍兵士を称えるために始まりましたが、第一次世界大戦後、兵役中に命を落としたすべての兵士を追悼する日になりました。

6月11日（金）　キング・カメハメハ・デー【州の祝日】

キング・カメハメハ・デーは、1795年ハワイ諸島を統一し、ハワイ王国を築いた偉大なるカメハメハ大王（カメハメハ1世）を偲び、その偉業を称えることを目的に、1871年カメハメハ5世（ロット・カメハメハ）によって制定されました。

５月のイベント

■バーチャル・ランタン・フローティング・セレモニー
コロナ感染拡大防止のため、当初は中止といわれていましたが、今年はバーチャルにて行われることになりました。

【日時】5月31日（月・祝）
【場所】アラモアナ・ビーチパーク内マジックアイランド（バーチャルにて開催。詳しくはウェブサイト参照）
【公式サイト】 www.lanternfloatinghawaii.com/

６月のイベント

＊残念ながら下記の例年行われるメインイベントは５月現在では中止となっています。

6月11日（金）～13日（日）第41回まつりインハワイ【中止】
6月12日（土）キングカメハメハフローラルパレード【中止】
6月27日（日）コナマラソン【中止】

気になるハワイの様子

コロナ・ワクチンと学校

ハワイでは５月から12歳から15歳の子供たちの希望者のCovid-19 ワクチン接種を開始しました。これを機にハワイ州教育委員会は、ハワイの公立学校で昨年から実施していたオンラインでの授業から、夏休み明けの８月のアメリカの学校の新学期より、全面的に対面授業を再開すると発表しました。いままで負担の多かった父兄にとっては助けの綱がやっと降りてきたという感じでしょうか。昨年から学生やその親から議論されていたオンライン授業の間も通学しない学校に通常の学費を払うことに対しての疑問点や、そうとはいっても学校側もすべてを突然オンラインに切り替えるに際してコストがかかるなど、双方にも言い分があるようです。
８月の通常授業再開が予定通り行われることを心から願います。

ハワイの最新コロナ感染者情報、旅行者の動向

ハワイ市民全体のワクチン接種率は全米で一番の接種率だそうですが、新規感染者数は一日50数件から100数件を行ったり来たりで増えても減ってもいない状態です。今後の動きとしてはワクチン接種率の上昇に合わせて経済の復興も更に加速していくようです。5月11日から”ワクチンパスポート・プログラム”が運用開始されてから、離島間の行き来の関してワクチン接種が完了した旅行希望者に対して事前のPCR検査と隔離措置を完全に免除とし、ほぼ無制限に行き来できるようになりました。これにともなってプログラム開始からすでに9,000人以上の旅行者が隣島間移動を果たしたそうです。閑古鳥だったマウイ島やハワイ島のリゾートホテルでは稼働率が８０％を超えたところもあったそうです。

いかがでしたか？

ハワイ大好きのみなさんは実際にハワイは今どんな状況なのか気になっていた方も多いことでしょう。レストランや、お目当てのお店はもしかしたら時短営業だったり、閉店だったりすることがあるかもしれませんが、ハワイのさわやかな風と抜けるような青空、白い砂浜とその先のコバルトブルーの海はさらにポジティブパワーアップしてみなさんのお越しを待ちわびていますよ！

以上、ハワイナビでした。
MAHALO!


みなさまが安全に旅行できる時が一刻も早く来ることを願っています！