レンタカーは返却する前にガソリンを満タンにするのがお約束。セルフだって大丈夫!
ペヘア・オウコウ?Pehea oukou?(皆さん、ご機嫌いかがですか?)、ハワイナビです。今日はナビと一緒にガスステーションに寄りましょう!
車社会アメリカ。ハワイは歴史的にも島という立地的にも典型的なアメリカ社会とは異なりますが、車社会であることは間違いありません。ワイキキやダウンタウンの一部を除いて、町自体が歩行者向けではなく車向け、車での移動を前提に作られているのです。だからこそ、レンタカーを借りればグッとハワイ観光の幅が広がります。ワイキキ周辺だけを回ったり、あるいはネイバーアイランドのリゾートホテルにこもって、車ナシでのんびり・・・というのも楽しいですけど。
レンタカーにつきものなのが、ガソリン補給。返却する際にまだ十分なガソリンが残っていたとしても、レンタカー契約の基本は「満タンで借りて満タンで返す」。契約時のオプションとして「FPO Fuel Purchase Option(返却時ガソリン補給不要)」というものもありますが、ガソリンを自分で入れるよりも割高なので、アメリカ人で選ぶ人はまずいません。でも、慣れない土地で英語を使ってガソリン補給するなんて面倒、って場合は、オプションを追加してもいいかもしれませんね。
とはいえ、キビキビとした店員さんが働く親切丁寧な日本のガソリンスタンドとはまったく違う、ハングルースなハワイのガスステーションを見てみるのも、貴重な異文化体験です、きっと。
フルサービスでいってみる
こちらのシェル石油にはフルサービスが。
ハワイのガスステーションはほとんどがセルフ方式。中にはセルフ方式に加えて、フルサービスを提供しているところもあります。フルサービスとはいっても日本のように、にこやかで元気な店員さんが窓1つ拭いてくれるわけではありませんが・・・。
「フィル・イット・アップ。 Fill it up.(満タンにして)」
と寄ってきた店員さんに告げるだけでOKです。
「FULL SERVICE」というサインがあります。
「キャッシュ・オア・チャージ?Cash or charge?(キャッシュですか、カードですか)」
と訊かれるので、クレジットカードを利用する場合はカードを店員さんに渡します。事務所で精算してカードを返してくれます。現金なら、給油が終わってからその場で支払います。
Regular が日本でいうレギュラーです。
「レギュラー、プラス・オア・スーパー/プレミアム/シュプリーム?Regular, Plus or Super/Premium/Supreme?」
と訊かれたら、
「レギュラー。Regular.」
と答えましょう。
こちらを選びましょう。
これらはオクタン値。レギュラーがオクタン値87、プラスが89、スーパー/プレミアム/シュプリーム(会社によって名称が違います)が92です。レンタカーならレギュラーで充分です。
アメリカ車は給油口を手で開けるタイプが多いようです。
フルサービスは簡単なのですが、セルフ方式よりも多少割高です。またフルサービスを置いているガステーションは少数派なので、ガソリン補給したいときに見つからないかもしれません。
セルフ方式でいってみる
日本のクレジットカードには対応していません(涙)。
セルフ方式でクレジットカードを使用する場合はちょっぴり面倒です。ハワイのほとんどの給油機にはクレジットカードを認証し精算する機能がついています。まずはクレジットカードを挿入し、クレジット会社からの承認を得てから給油の開始がOKとなります。が、この承認を得るために、クレジットカードの請求先として登録している住所のZIPコード(アメリカの郵便番号)の入力が必要となるのです。
給油機にはAVS(Address Verification Service)という本人確認システムが導入されています。
数年前まではただクレジットカードを挿入するだけで、ZIPコードの入力は必要なかったのですが。2010年現在、ハワイのほぼ全てのガスステーションに、このタイプの給油機が導入されています。カードの悪用防止のため登録先ZIPコードを入力することによって本人確認をしているわけです。
使えるのはアメリカ発行のカードだけ。
日本で発行されたクレジットカードを挿入しても同様に、ZIPコードの入力を求められますが、日本の登録先住所の郵便番号を入力しても、承認は拒絶されてしまいます。日本発行のカードには対応していないのです。
事務所へ入って精算です。
そのため、事務所のレジで給油機のナンバーを告げ、クレジットカードを預けて、給油機のロックを解除してもらってから給油をすることになります。給油が終わったらレジの端末機でカード精算してもらいます。
事務所兼ショップとなっています。
現金で支払う場合も、実は同様に面倒です(汗)。やはり事務所のレジで給油機のナンバーを伝え、満タンにしたいときは現金を多めに預けておきます。給油が終わったらレジに戻って残高を精算してもらいます。預けた現金が20ドルだとしたら、給油は20ドル分入れたところで自動的にストップします。それで満タンになっていなければ、もう一度現金を預けるところからやり直しです。
実際に寄ってみましょう
カパフル・アベニューとデート・ストリートの交差点を過ぎたすぐ右手にKFCが。
ワイキキからホノルル国際空港までの帰り道には、いろいろなルートがありますが、カパフル・アベニューを通ってH1 West(空港方面へ行くフリーウェイ)に乗るのが一般的です。というわけで、カパフル・アベニューのガスステーションに入ってみます。
KFCの1つ先にガスステーションがあります。
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広くて、空いていることが多いです。
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レバーを上げ下げして、ノズルを出し入れするところをおさらいしましょう。
ショップが広々としたガスステーションです。
給油、完了です。こちらのガスステーションの事務所兼ショップは、スナックが充実しているんです。店内に入ってみましょう!その際、ちょっとの時間なら車は給油した場所に置きっ放しで大丈夫です。(待っている車がいるときは、車を移動させましょう)
いかにもアメリカらしい店内。
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飲み物からDVDまで販売。
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日本にはない、アメリカ的、ハワイ的なスナックが物珍しく、ついつい買い込んでしまいました。レンタカーを借りる予定の皆様のお役に立てましたでしょうか?以上、ハワイナビでした!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-09-14