ハワイがまつりに染まる3日間『第31回 まつり・イン・ハワイ』レポート、その3~パンパシフィックパレード編

ハワイのビッグイベントのひとつ、『第31回まつり・イン・ハワイ』レポート第3弾はパンパシフィック・パレード!

アローハ!元気ですか?ハワイナビです。いよいよ「まつり・イン・ハワイ」最終レポートです!今年(2010年)は6月11日から3日間にかけて行われた「まつりインハワイ」も、このパレードを残すのみとなりました。日曜日の午後、カラカウア大通りを大々的にクローズして行われるパレードはまつりの集大成。パレードを見ようとワイキキ滞在の旅行者はもちろん、オアフ島全域からたくさんの人が集まって来ます。パレード開始までまだ1時間もあるというのに、沿道は人で埋め尽くされました。

待ってました!ポリスの先導でパレードスタートです。

ホノルルポリスの白バイ隊の先導により、ここにパンパシフィックパレードが始まります。白バイ隊に続くのはカメハメハ4世により結成された由緒正しき交響楽団「ロイヤル・ハワイアン・バンド」のマーチ演奏。いつ見ても息の合ったマーチングには感心します。この炎天下の中乱れることもなく演奏しながらのマーチは感動的。もちろん演奏もステキでした。

艶やかな韓国舞踊の登場です。

パレードには韓国の方たちも参加。色鮮やかで美しい韓国の民族衣装に身を包み、韓国のドラムを演奏。和太鼓とはまた違い印象的です。続いて地元の柔道グループなんでしょうね。トラックの荷台でかわいい子供たちが柔道の稽古をしているのがなんとも微笑ましい。そしてひときわ盛り上がったのがダブルダッチのパフォーマンス。縄跳びとダンスをミックスしたパフォーマンスが素晴らしい。普通に縄跳びを飛ぶのも難しいのに、アクロバティックに飛ぶなんてすごい!の一言につきます。

日本の太鼓も負けてません!

大太鼓を歩きながら演奏するなんて感服です。やはり祭りには太鼓がつきものですよね。そして観客を圧巻させたのが、大漁旗のような大きな旗のパフォーマンス。つぎつぎと登場する『和』の団体もさることながら、多くのフラ・ハラウの皆さんもパレードに参加しています。やはり日本のフラ人口は確実に増えていますね。一時は一過性のフラ人気かと思われましたけど、これを見ると日本人のフラ熱はまだまだ続くなぁ~とナビは確信。そしてどういう訳か、異常に人気だったのはパンダ。興奮したローカルに記念写真をせがまれていました。彼曰く、「初めてパンダを見た!」と大興奮状態(笑)。まあ、ハワイにはパンダがいませんからね。でもこれってぬいぐるみですけど・・・まさか本物だなんて思ってないよねぇ~?LOL。

待ってましたの掛け声とともに登場!

『まつり・イン・ハワイ』期間中、どこのステージに出演しても、黒山の人だかりをつくってしまう『日本太鼓TAKERU with TAKERUの会』の面々。太鼓をここまでパフォーマンスとして完成させたTAKERUさんに感服です。そして、日本文化をこんな若い人たちが継承しているのを見ると、とても心打たれるものがあります。日本文化が廃れていってしまう昨今、逆に若い人たちが一生懸命継承としていこうと努力する姿を拝見するたび、自分たちにも何か手伝いが出来ればと思います。TAKERUの会の皆さん、これからも頑張ってください!

3日間に渡って行われた『まつり・イン・ハワイ』もいよいよフィナーレ!

ハワイが祭り色に染まった3日間も最後の大きなみこしでフィナーレ。日本から参加の人と、ローカルの人たちが協力してこの大きなみこしを担いでいました。まさにキャッチフレーズにもある「環太平洋の人々が集う、唯一の「まつり」イベント。それが、まつり・イン・ハワイ。多くのローカルスタッフや日本からの参加方々と主催者である、まつり・イン・ハワイ実行委員会のみなさんに感謝です。こんな素敵なまつりを企画してくれてありがとうございます。また、来年の第32回まつり・イン・ハワイも楽しみにしています。以上、ハワイナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-06-21

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