ロコへの道~クーラーボックスをお供に編

地味ながら無くてはならないロコの生活必需品クーラーボックス。色々なクーラーボックスを通して見えてくるロコのライフスタイルを知って、さりげな〜く自然な感じにロコスタイルを取り入れてみましょう。

ビーチアイテムと堂々肩を並べるマストアイテム

ビーチアイテムと堂々肩を並べるマストアイテム

こんにちは!ハワイナビです。ハワイのロコ(ローカル)といったら皆さんは何を思い出しますか?ローカルな人や物、場所、またはライフスタイルなど色々ありますよね。今回ナビが「ロコへの道(パート3)」として紹介するのはなんと、ロコの生活には欠かせないアイテム「クーラーボックス」です。真夏の暑さはもちろん、一年中温暖な気候のハワイでは「クーラーボックス」はロコの生活にとても密着した存在。朝晩問わず、場所問わず、いつでもどこでも強い味方、ロコに愛され続けている「クーラーボックス」、一体どんな代物なのかじっくり見ていきましょう。

クーラーボックスとはなんぞや??

ロコの側にはクーラーボックス

ロコの側にはクーラーボックス

ハワイのロコ達がビーチや公園での〜んびりしている光景ってよく見かけますよね。もしくはビーチパークでわいわいバーベキューやパーティをしている光景。こういった場面でロコの側に必ず控えているのが「クーラーボックス」、使い道は言うまでもなく食べ物飲み物を冷やす入れ物。お祝い事や行事など何かと言っては親戚や友人などで集りカジュアルなパーティを楽しむロコですが、ハワイの気候の良さもあり、集まる場所は個人宅の裏庭やガレージ、ビーチパーク、プールサイドなどもっぱら外。またロコを招待すると親戚の姪・甥または、叔父・叔母もしくは、孫などもついてきて想定以上に人数が上回るなんてこともあるので、スペースにゆとりを持つ意味でも場所は外が好まれます。そこで、どんなコンディションにも関係なく冷蔵庫代わりに食べ物飲み物を冷やしておいてくれる「クーラーボックス」は年間を通してロコの必需品なのです。

どんな種類があるの??

まずクーラーボックスの種類ですが、大きい物から小さいものまで色々あります。材質は頑丈なプラスチックでできたボックスタイプで、これがいわゆる典型的な「クーラーボックス」です。一度冷やすものを中に入れてしまうと途端に重たくなるので、運びやすい様に引き手ハンドル&タイヤがついた物もあります。価格の目安は小型で$12前後、中型$35〜、大型$65〜。
かなり大きいサイズ

かなり大きいサイズ

人気のタイヤ&ハンドル付き

人気のタイヤ&ハンドル付き

小型バージョン

小型バージョン

くっきりした色合いが特徴的

くっきりした色合いが特徴的

他には、飲み物を直接注いで使う筒型プラスチックのクーラージャグ(またはウォータークーラー)があります。小さいタイプのものは水筒同様そのままジャグから飲めるので、工事現場で働く人達やスポーツの場で大活躍。大きいタイプのものは人が多く集まる場所などで使われます。取り分け用のコップを一緒に用意しておけば、各自で注いでもらうだけ。ジャグが二つ三つあれば、一つは水でもう一つはジュースというように中身を分けて使ったりします。注ぎ口の下はもちろん水なりジュースなり溢れてびちゃびちゃになってたりしますが、そこはロコ流に細かい事は気にしない、外ならばなおさら心配無用!価格の目安は、ハーフガロンの小型$5前後〜、大型$50くらい。
小型とはいえ普通の水筒よりはかなり大きめ

小型とはいえ普通の水筒よりはかなり大きめ

スポーツシーンでも大活躍

スポーツシーンでも大活躍

大きめのクーラーバッグには結構入ります。

大きめのクーラーバッグには結構入ります。

更にもう一つ、こちらはバッグタイプのクーラーバッグです。元々軽いバッグなので持ち運びにとても便利。それに、使わない時でもクーラーボックスの方はかなり場所を取るのにくらべて、バッグの方は折り畳めるのでいくつあってもさほど邪魔になりません。バッグタイプには、肩から下げられるショルダーベルト付きのものや、少量を入れて持ち歩く手提げタイプのものまで種類色々。特に手提げタイプのクーラーバッグの模様はバリエーション豊富でおみやげにも喜ばれそう。このタイプは内側が銀色になっていて保温バッグとしても利用できますね。価格目安は手提げタイプで$5〜、ショルダーベルト付きで$15〜。
小さいめのクーラーバッグは模様が色々

小さいめのクーラーバッグは模様が色々

ハワイらしいデザインもたくさん

ハワイらしいデザインもたくさん

その他アイディアもの

クーラーバッグ用スタンド

クーラーバッグ用スタンド

小さい椅子になるタイプのクーラーバッグ

小さい椅子になるタイプのクーラーバッグ

さて、ナビが招待されたホームパーティで目撃した一番大きいクーラーボックスは、かなり横長でベンチチェアに使えるタイプのものでした。蓋の上に取り外しのできるクッションがついていたので、座りごこちもナイス。更にもう一つ決定的なのが、あろうことかドラム缶サイズものを目撃してしまいました!もともと商店などの冷凍用に使われていたものを譲り受けたのだろうと思いますが(どう見ても市販の物ではない)、これも大量の氷を入れてしまえば立派なアイスボックスで、一般家庭のホームパーティで大活躍していました。彼らのクーラーボックスに対する執着が伺える一品です。ごくごく普通のクーラーボックスやクーラーバッグであれば、スポーツ用品店、大手ディスカウントストア、スーパー、ドラッグストアなどで買う事ができます。

どうやって冷やしているの??

袋売りの氷

袋売りの氷

クーラーボックスの冷やし方は、袋で売られている氷をざらざらざらーと入れるだけ。一般家庭の冷凍庫などで作る氷ではとうてい量が足りないので、お店から袋売りの氷を買って来るのが手っ取り早いです。特に大型のクーラーボックスには見た目より氷が沢山入るし、キーンと冷やしておく意味でも大量の氷を入れておきたいもの。クーラーボックスの中で氷はかなり長持ちしますが、氷が溶けたら溶けたで、ガラガラ〜とかき回したときの加減が良くていいものです。氷の値段は量にもよりますが、20LB(約9kg)サイズのもので$3〜$4程度。スーパーやコンビニなどで売られていて、祝日や季節のイベント時期になると、パーティ用にこの氷袋を急ぎ足で買っていくロコをよく見かけます。
ハワイのジュースも欠かせません

ハワイのジュースも欠かせません

どのお店にもある氷袋専用の冷凍庫

どのお店にもある氷袋専用の冷凍庫

館飲料用のアイスパック

館飲料用のアイスパック

クーラーボックスの氷は溶けて水になっても容器から漏れる事は無いし、最後に栓をぬいて水を出してしまえば良いのですが、クーラーバッグはあくまでバッグなので氷をざらざら入れる訳にはいかないですよね。なのでクーラーバッグの中には、冷凍庫で凍らせておいたジェル状の保冷剤を入れて、飲み物や食べ物を冷やして持ち運びます。袋の保冷剤は小さめのものが多いですが、プラスチックケースの保冷剤はどっしり大きいものもあるので、車で食料品の買い出し(冷たいもの)へ行く際に使う事もできますね。ハワイの天気だと夏場でなくても車内の温度がすぐ高温になるので、少しくらいの寄り道ならクーラーボックスなりクーラーバッグなりに保冷剤をドカドカッと入れておけば買った食料品も大丈夫。
袋タイプの保冷剤

袋タイプの保冷剤

プラスチックケースタイプの保冷剤

プラスチックケースタイプの保冷剤

どう使われているの??

ビーチ際の人達とクーラーボックス

ビーチ際の人達とクーラーボックス

あんなにいくつもクーラーボックスを携えて、一体何をそんなに入れてるの?という方に、パーティでのクーラーボックスの使い分を少々。一つめのクーラーボックスには子供用のジュース類やペットボトルの水、二つ目には大人用のアルコール類などと分かり易い様にあらかじめ分けられている事が多いです。またビーチパーティなど家から離れたロケーションであれば、三つ目、四つ目のクーラーボックスには、パーティ開始のぎりぎりまで冷やしておきたいおつまみ、ポケ、サラダ、フルーツ、ケーキ、予備の氷などを入れておいたりします。氷の中でつめたく冷やされた飲み物には皆つい手がのびるので、飲み物は多めにケース箱で用意してあり、パーティのホストはクーラーボックスへの飲み物補充に余念がありません。
さあ召し上がれ〜と言わんばかり

さあ召し上がれ〜と言わんばかり

家族でピクニックまたはビーチで一日中のんびりと言うときは、パーティサイズの大きいクーラーボックスではなく、中型クーラーボックスか大きめバッグタイプのものがぴったり。食べ物飲み物をその都度お店で買うよりずっと経済的だし、蓋を開けて何にしようかな〜と選ぶのも楽しみの一つ。氷を入れたクーラーボックスなら、氷を頬張ったりして子供はなおさら喜びますね。この習慣が身に付いてしまうと、実はどこへ行くにもクーラーボックスをお供にしてしまいます。実際ナビ一家はワイキキのホテルに泊まるときもクーラーボックスを持参したほど。エレベータで居合わせた人も思わず「クーラーボックスか〜、楽しそうだね〜」の一言。ビール好きならば冷えたビールで一杯のクーラーボックスを想像した事でしょう。

探してみようロコの周り

目を凝らすと必ずみつかるクーラーバッグ持参の人達

目を凝らすと必ずみつかるクーラーバッグ持参の人達

あって当たり前、ないと困る空気のような存在のクーラーボックス。乗ったバスの運転手さんが、クーラーバッグ持参で運転席の下においてあるなんて光景も見かけます。また、ロコのお宅にはクーラーボックス/バッグ類がいくつも存在するので、ロコのお宅にお邪魔する機会があったらさりげなく見渡してみましょう。あそこに二つとここにも二つ、そこにもまだあるじゃない?なーんて感じ。いつか使ったまましまい忘れたクーラーボックスが、またすぐ使うからと置きっぱなしにしてある光景もめずらしくないですよ。

いかがでしたか?ロコとクーラーボックスの密着性。機会があったらクーラーボックス/バッグ持参でのぶらり外出なんてお勧めです。冷えた飲み物や食べ物を取り出してどっしり腰を据えたら、もう気分はロコですね。以上、ハワイナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-06-05

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