小さい子供連れのハワイ旅行にも豆腐は一役買いますよ！
アロハ！ハワイナビのユミです。 日系人が多いハワイでは、アメリカ本土とは比べ物にならないぐらい日本の食材が手軽に手に入ります。日本の食卓に欠かせない「豆腐」もハワイ州内で作られているんですから驚きですよね。 今日はハワイで一番有名な豆腐やさん「アロハ豆腐」にお邪魔してきました。日本でも豆腐工場に行ったことないのに、外国で豆腐工場の見学ができるなんて！アジア人がマイノリティではなくマジョリティのハワイならではです。
アロハ豆腐って？
アロハ豆腐のロゴは亀と鶴。このロゴはアロハ豆腐を1950年に創めたウエハラ・カメサブロウさんとツルコ夫妻の名前からきています。なんだかとってもおめでたいお名前とロゴですね！遠い日本から多くの日本人が移民としてハワイに渡ってきて、とっても苦労されたことだと思います。アロハ豆腐を食べて、日本を懐かしみ、そして活力とした日系人の方も多いはず。今の社長さんは三代目にあたるポール・ウエハラさん率いるアロハ豆腐は、従業員約25名、朝3時半から1日に3000－5000丁のお豆腐を作る会社になりました。
＜木綿豆腐の大群！＞
工場見学に行ってみよう！
工場の2階から工場全体を見学させてもらいました。お豆腐の代表といえば「木綿」と「絹こし」ですよね。英語では、木綿豆腐は「firm（またはhard） tofu」、絹ごし豆腐は「soft tofu」です。工場内にはふんわりと美味しそうな揚げ物の香りが～。工場内では油揚げも作られています。しばらく工場の作業の様子を眺めていると、なべや容器を持っていったり来たりする従業員さんがいることに気が付きました。なべや入れ物を持ってきたお客さんは、工場から直接おぼろ豆腐やら豆乳を買えるんですって。新鮮な豆腐や豆乳を買いに、個人のお客さんだけではなく、日本料理店、韓国料理店の人もアロハ豆腐にお買いものにきています。
＜これは納豆。パッケージがアメリカンサイズかな？！＞
アロハ豆腐ではどんな製品を作っているの？アロハ豆腐ではいろいろな豆腐製品を売っています。絹こし、木綿豆腐はもちろんのこと、おぼろ豆腐、おから、納豆、油あげ、厚揚げ、そして、一般のスーパーでは売っていないのですがファーマーズマーケットには豆腐ムースなども販売されています。 絹こし、木綿豆腐を工場で購入した場合は1ドル85セント。１パック560グラムなので、日本よりも量がありますよね。（スーパーで買うともう少し高くなります。）
＜豆腐のピラミッド出現！＞
こだわりのにがりと、油。豆腐といえば製造過程でにがりが必要ですが、ここのにがりは海洋深層水のにがり。そして、油あげを作るときの油は米の油。美味しい豆腐と油あげのためにはこういうこだわりが必要なんだそうです。アロハ豆腐で作られたものは、すべてハワイ州内で消費されています。本土に運ぶには時間がかかりすぎるので、本土での販売はしていないそうです。フレッシュなアロハ豆腐を食べられるのは、ここハワイだけ。
お待ちかねの試食タイム♪
見学をした後に、できたての製品を試食させていただきました（待ってました！）。どれも温かくて、なにもつけないで食べるのがベスト♪ウエハラ社長から、厚揚げに東南アジアで使う甘すっぱいソースをちょっとかけると美味しいと薦められて、ちょっとつけていただきました。なんだか新しい味でした！豆乳は今まで飲んだ豆乳の中では一番濃い味がしっかりしていて、これで湯葉をつくったら美味しいだろうなぁ～と思いました。そのまま飲んでもいいけれど、これはいろんなお料理に使えますよぉ。一般スーパーでは売り出していないという豆腐ムースは生チーズケーキみたいな味で、スーパーで売り出したらヒット間違いなしのお味！ ウエハラ夫妻はいろいろな豆腐を使ったレシピを日々考えていらっしゃるということで、新しいアロハ豆腐製品がハワイの店先に並ぶ日も遠くないかもしれませんねっ！
＜待ってました！試食タイム♪＞
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＜厚揚げと甘酸っぱいソースの組み合わせ。＞
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＜手前が豆乳、向こう側がおぼろ豆腐。豆乳はしっかり豆乳の味がして豆乳好きにはばっちり！＞
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＜この豆腐デザートがすごく美味しい！早く一般販売されるといいな。＞
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小さい子供をつれてのハワイ旅行で、子供の食事に困ったらお豆腐が便利ですよ。 どこのスーパーでも売っているし、日本の豆腐と同じ味ですからね。私は子供連れじゃないけれど、連日のハイカロリー料理では体重がやばいので、お豆腐でちょっとカロリーセーブします。ハワイからユミがお豆腐レポートをお届けしました。では、また。マハロ！
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