■ハワイの電話事情

運転中の携帯電話は禁止です!

まずは、注意しなくてはいけないことから。

<車を運転中の携帯電話の使用について>

「あ、いい景色、ちょっと1枚」気持ちはわかりますが・・・止めましょう。

「あ、いい景色、ちょっと1枚」気持ちはわかりますが・・・止めましょう。

運転中の携帯電話は禁止!
2009年7月より、車を運転中、携帯電話を手に持って通話することは違法となりました。
*信号待ちなどの一時停車中も同様。
*ハンズフリー方式での通話はOK。ただし受信のみ。
*テキストメッセージの操作も不可。
*運転中、あるいは、一時停車中に携帯電話を触っていると、操作していなくても違法と見なされる可能性があります。
*警察・救急車共通のアメリカの緊急通報用電話番号「911」へかけるのはOK。

運転中のデジカメも禁止です!
また、携帯電話のほかにも、車の運転中は
*ポケベル
*PDA
*パソコン
*ビデオゲーム
*デジタルカメラ
など、携帯電子機器の使用も不可となっています。
禁止法が施行されて以来、ブルートゥースのヘッドセットを利用するドライバーがドッと増えました。

禁止法が施行されて以来、ブルートゥースのヘッドセットを利用するドライバーがドッと増えました。

運転中はモバイルデバイスに触らないで下さいね~。同乗者はOKですよ。

運転中はモバイルデバイスに触らないで下さいね~。同乗者はOKですよ。

捕まった際の罰金は、初犯が67ドル。再犯の場合、最高500ドルとなります。携帯電話の禁止については聞いていても、デジカメが禁止というのは知らない人もいるのでは?思わず1枚撮りたくなるような絶景を見かけても、ダメダメ!撮影は車を降りてからにして下さいね。

<ハワイで携帯電話>


海外ローミングサービス
最近は、日本の携帯電話各社の海外ローミングサービスも充実し、日本で使っている携帯電話をハワイでも使用する人が増えてきました。携帯電話本体をそのまま使用できる場合や、携帯電話に装着するICカードを入れ替えることによって使用が可能になる場合など、携帯電話会社や機種によって方法が異なります。詳細は契約している携帯電話会社に確認してみましょう。

携帯レンタル
レンタルする場合は、日本国内で受け取りと返却が可能な日本のレンタル会社と、ハワイ現地のレンタル会社やツアー会社があります。料金や契約形態はさまざま。ハワイのレンタル会社、ツアー会社の大半はオフィスがワイキキにあります。そのため、「せっかくの滞在最終日、ノースショアでゆっくりしたかったけれど、返却場所と返却時間の関係で早めに引き上げなくてはならず、残念だった」なんていう話を聞くことがあります。そうした制限を受けるのが面倒であれば、日本国内のレンタル会社が良いかもしれません。宅配を使った自宅での受け取りと返却のほか、主要国際空港での受け取り、返却が可能です。とはいえ、ハワイのレンタル会社がかなりお得なサービスを提供していることもあります。各社のウェブサイトをチェックして、料金やサービスなど、ご自分の予算や予定に合ったものを探してみて下さい。

携帯電話の購入
滞在が長期間、もしくは頻繁になる場合は、ハワイでプリペイド方式の携帯電話を購入したほうが安い場合もあるようです。購入はウォルマートなどの量販店や、ワイキキの各取扱店等で。

<ハワイで公衆電話>

公衆電話の使い方についてご説明しましょう。ただ、旅行中でも携帯電話を所持する人が多い現在、公衆電話を利用する機会はそう多くないかもしれませんね。

*使用できるのは、5セント・10セント・25セントの3種類のコインのみ。1セント硬貨や紙幣は使えません。また、お釣りは出てきません。
*空港やホテルには、クレジットカードを通すタイプの公衆電話もあります。
受話器を上げてみて通話音がしなければ、故障中です。ほかの公衆電話を探しましょう。

受話器を上げてみて通話音がしなければ、故障中です。ほかの公衆電話を探しましょう。

下に電話帳がぶら下がっている公衆電話。

下に電話帳がぶら下がっている公衆電話。

<オアフ島内にかける場合>
*オアフ島内の通話は1回50セント。通話時間無制限です。

*オアフ島内へかける場合は、受話器を持ち上げて通話音が聞こえたあとに50セントぶんのコインを入れ、相手先の電話番号をプッシュします。(ハワイの市外局番「808」は不要です)

<オアフ島外にかける場合>
*他島やアメリカ本土へかける場合は、相手先の電話番号の市外局番の前に「1」をプラスします。

<例>
他島の相手先電話番号が(808)222-3333 の場合は、1-808-222-3333
アメリカ本土の相手先電話番号が(212) 444-5555 の場合は、1-212-444-5555

となります。

*他島やアメリカ本土へかける場合は、50セントでは足りません。受話器を上げて相手先の電話番号をプッシュすると、オペレータの声が、「Please deposit ○○cents.(プリーズ・デポジット・○○セント)」と告げますので、告げられた料金を入れると相手につながります。コインが大量に必要となりますので用意して下さいね。
ホノルル動物園正面入口近くにある公衆電話。

ホノルル動物園正面入口近くにある公衆電話。

サンディ・ビーチにあった公衆電話。

サンディ・ビーチにあった公衆電話。

国際電話のかけ方


*日本へ国際電話をかける場合は、相手先の電話番号の前に、国際電話番号コードの「001」、それから日本の国番号の「81」を押します。また、市外局番の初めの「0」は省きます。

<例>
(03)1111-2222 へかける場合は、001-81-3-1111-2222
(080)555-6666 へかける場合は、001-81-80-555-6666

です。

*オペレータを呼び出して日本へつないでもらうことも出来ます。現地の電話会社のオペレータを呼び出す場合は、「0」。ただし英語で、「どの国際電話会社サービスを利用しますか」などと訊かれたり、通話料金を確認することになります。英語がわずらわしい場合は、KDDIの日本語オペレータが日本の番号へつないでくれる「KDDIジャパンダイレクト」か、日本語音声ガイダンスの「KDDIスーパージャパンダイレクト」が便利です。支払いはクレジットカードで。残念ながら「KDDIジャパンダイレクト」に関しては、2010年3月末をもってサービスの提供が終了となります。

ハワイからKDDIジャパンダイレクト(オペレータ) 1-800-543-0051(2010年3月末まで)
ハワイからKDDIスーパージャパンダイレクト(音声ガイダンス) 1-800-433-0081

<ホテルから電話>
ホテルの客室内にある電話を利用する場合は、外線番号(「7」「8」「9」などホテルによって違います)を押してから、相手先の電話番号をプッシュします。「0」を押して交換手を呼び出し、相手先の電話番号を告げてつないでもらうことも出来ます。ホテルからの通話は実際の通話料に手数料が加算されることが多いようです。チェックアウトの際には電話料金の明細を確認して下さいね。間違って請求されることも皆無ではありません。

<コーリングカード>
カードに記載されている専用電話番号にアクセスして利用する各社コーリングカードは、通話レートが格安になっているため、利用する人も多いようです。ABCストアやスーパー、ドラッグストア等で販売されています。使い方は簡単です。

*カードに記載されている「1-800」から始まる電話番号をプッシュします。
*カードの裏面のスクラッチ部分を削って出てきた番号をプッシュします。
*利用料金等についての音声アナウンスが流れます。
*相手先の電話番号をかけます。

<日本からハワイへ電話>


日本からハワイへ電話をかける場合は、
国際電話会社の番号 - 010-1(アメリカの国番号)-808(ハワイの市外局番)-相手先電話番号、となります。

<例>
ハワイの相手先電話番号が、(808)111-2222だった場合

KDDI(au以外の携帯電話やPHSは、登録料・定額料無料の事前登録が必要)
001-010-1-808-111-2222
*マイライン・マイラインプラスの国際通話区分に登録済みの場合、001はダイヤル不要。

NTTコミュニケーションズ(携帯電話やPHSは、事前に簡単な申し込みが必要)
0033-010-1-808-111-2222
*マイライン・マイラインプラスの国際通話区分に登録済みの場合、0033はダイヤル不要。

ソフトバンクテレコム(携帯電話やPHSは、事前に簡単な申し込みが必要)
0061-010-1-808-111-2222
*マイライン・マイラインプラスの国際通話区分に登録済みの場合、0061 はダイヤル不要。

割引サービスなどもありますので、詳細は各社のホームページや問い合わせで確認してみて下さい。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-12-01

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