アラモアナ・センターにあるホノルルの日系人心のふるさと「Shirokiya 白木屋」。平成11年(1999年)に東急百貨店日本橋店が閉店してから早や10年以上・・・白木屋といってもヤングなアナタは知らないかも?
江戸の呉服店の大店(おおだな)だった白木屋は寛文2年(1662年)、日本橋で創業。昭和42年(1967年)、商号および店名を東急百貨店に改称。業績不振により平成11年、336年の歴史に幕を閉じたんですが・・・その白木屋、なぜかハワイで存続しているんです。
白木屋の2階に、6月、屋台村がオープン。なんちゃって藤棚のイートインスペースが。日本の味と、なんちゃって日本の味の(!?)、お弁当&お惣菜屋がズラリ。
現在、大改装中の白木屋。「日本の味、伝統の味」がキャッチコピーの屋台村は、新たな白木屋の第一弾。
こちらは、日本の白木屋の直営店として、1959年(昭和34年)にオープン。2000年から2001年にかけては閉店の危機に面しましたが、3万人の嘆願書が集まり、経営を東急百貨店から現地法人へ換えて存続することになった経緯が。
確かに当時、「シロキヤが無くなるなんて」と、困惑するローカルジャパニーズ(ハワイの日系人)のご年配が少なくありませんでした・・・。
これまでも白木屋のお弁当やお惣菜はロコに人気がありましたが、屋台村の誕生で味にますますバラエティが♪ お昼どきはこれまで以上に混み合いそうです。
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記事登録日:2011-07-01