7月のハワイ 【2012年】

7月はアメリカの誕生日。独立記念日花火大会にフラやウクレレのフェスティバルなど盛りだくさん!

7月のワイキキ・ビーチ

7月のワイキキ・ビーチ

アロハ~、ハワイナビです。
7月のハワイは夏真っ盛り! 太陽がまぶしい真っ白い砂浜に、ヤシの木陰。ジワッと汗が吹き出すけれど、波の音と海水浴客の楽しそうなざわめき、そして、ときおり吹いてくるブリーズが心地よくて・・・暑いながらもハッピーな気分でウトウトしてしまう。(お手数ですが、妙齢のキレイなおねえさんがワイキキ・ビーチに寝そべっている情景を想像しつつ、お読みください)

7月のメインイベントといえば、なんといってもフォース・オブ・ジュライ(the 4th of Jul)、もしくはジュライ・フォース(July 4th)として知られるアメリカ独立記念日、インデペンデンスデーの花火大会!
7月のハワイ、最初に祝日からご紹介しましょう。
ハワイには、アメリカ合衆国連邦が定めた祝日「フェデラル・ホリデー Federal Holidays」または「ナショナル・ホリデー National Holidays」と、ハワイ州が独自に定めた祝日「ハワイ・ステート・ホリデー Hawaii State Holidays」があります。

7月4日(水)インデペンデンスデー(アメリカ独立記念日)

アラモアナ・センターも特別セールなど独立記念日モードに

アラモアナ・センターも特別セールなど独立記念日モードに

Independence Day(4th of July、July 4th)
<アメリカ合衆国とハワイ州の祝日>
毎年7月4日は、インデペンデンスデー、アメリカ独立記念日。1776年7月4日、トーマス・ジェファーソンによって、イギリスからの独立を宣言する「独立宣言」が公布された記念日です。18世紀からお祝いされてきた「アメリカの誕生日」ですが、連邦議会で正式にアメリカ合衆国の祝日と定められたのは1941年。「インデペンデンスデー」以外に、「フォース・オブ・ジュライ(Fourth of July)」「ジュライ・フォース(July 4th)」とも呼ばれ、当日やその前後にはアメリカ全土をあげて、各地でパレードや花火大会が行われます。
独立記念日のアラモアナ・ビーチは、おそらく年間で一番の混雑度

独立記念日のアラモアナ・ビーチは、おそらく年間で一番の混雑度

ハワイでも各島で、コミュニティでのパレード、ショッピングモールでの特別イベント、ストリートパーティー、花火大会などが催されます。
中でも一番有名で混雑するのが、アラモアナ・ビーチパークのマジック・アイランドで開催されるハワイ最大規模の花火大会。実は、通常はキャンプ禁止のアラモアナ・ビーチパークですが、年に一度、独立記念日の機会だけ、キャンプOKとなります。自分のテントの中でくつろぎながら、ハワイの年間イベントでも1、2を争うビッグイベント、独立記念日の花火大会が観賞が出来るわけ。ただし前もってホノルル市郡公園およびレクリエーション課の許可が必要。数が限られたこのキャンプスポットをゲットするのは、なかなか大変だそうですよ。
<7月4日(水)当日の各機関・施設の予定>
○連邦政府や州政府機関、図書館、郵便局、企業、銀行は休み。ザ・バスは休日ダイヤ。
○大手ショッピングモールは営業。モールによっては営業時間が短縮される場合も。また、インデペンデンスデー・セールを開催するモールもあります。一般の小売店、飲食店はお休みのケースもありますが、ワイキキなどの観光地では通常通りの営業がほとんど。
○オープンする各文化&レジャー施設。(6月5日時点の情報です)
○休館となる各文化&レジャー施設。(6月5日時点の情報です)
7月の祝日はインデペンデンスデーだけです。
ハワイで開催される7月の主なイベント。まずはインデペンデンスデー関連イベントからのご紹介です。

7月1日(土)ホノルル・インデペンデンス・ウィークエンド・パレード

パレードが開催されるワイキキの目抜き通り、カラカウア・アベニュー

パレードが開催されるワイキキの目抜き通り、カラカウア・アベニュー

HONOLULU INDEPENDENCE WEEKEND Parade
独立記念日を祝してワイキキの目抜き通り、カラカウア・アベニューでパレード

ホノルル市郡が主催する、アメリカ独立記念日(インデペンデンスデー)を祝するパレード。ロイヤル・ハワイアン・バンドやアメリカ合衆国軍の参列をはじめ、約500名の行進者と、30台のパレード車、5隊のバンドの参加が予定されています。パレードはSaratoga Rd とKalakaua Ave の交差点付近から、18時スタート。Kalakaua Aveを通り、19時30分頃、Kapiolani Parkで終了します。

7月3日(火)アロハタワー・マーケットプレイス独立記念日花火大会

ひと足先の独立記念日花火大会

ひと足先の独立記念日花火大会

Aloha Tower Marketplace July 3rd Fireworks of Independence
ダウンタウンで1日早い独立記念日花火大会&パーティー
アロハタワー・マーケットプレイスでは、アメリカ独立記念日7月4日(ジュライ・フォース)の前日、7月3日(ジュライ・サード)火曜日17時から21時まで、ひと足早い独立記念日の花火大会とエンターテイメントを開催します。ライブミュージックの開始は17時。ホットなローカルバンドやタヒチアンダンサーが出演。花火が打ち上がるのは20時45分を予定しています。フードブースの出店があるほか、ゲームやバルーン、フェイスペインティングなどキッズ向けのアクティビティもあり、ファミリーで楽しめる入場無料の独立記念日イベントです。

7月4日(水)アラモアナ・ビーチパーク独立記念日花火大会

夜の花火大会を待って日中から待機するロコも多いアラモアナ・ビーチ

夜の花火大会を待って日中から待機するロコも多いアラモアナ・ビーチ

ALA MOANA 4TH OF JULY FIREWORKS DISPLAY
アメリカ独立記念日を祝して開催されるハワイ最大の花火大会
ホノルルの街中にあるアラモアナ・ビーチパークで開催される、ハワイ最大規模の独立記念日花火大会。7月4日(水)開始時間は20時30分、終了時間は20時50分を予定しています。当日は3万人以上の人出が予想され、花火大会終了後、周辺道路はかなりの混雑となり、ホノルル警察による交通規制が行われます。大会終了後のワイキキへの帰途は、徒歩をオススメします。入場無料。

7月6日(金)ワンス・イン・ア・ブルームーン&ファースト・フライデー ストリートフェスティバル

チャイナタウンで開催される毎月恒例のストリートフェスティバル
第一金曜日の晩にホノルルのチャイナタウンで開催される、毎月恒例の、2つのストリートフェスティバル。いつもは夕方に閉店するアートギャラリーやブティックがこの日ばかりは夜を通してオープンし、ドリンクを振る舞うなどしてチャイナタウンを盛り上げます。ギャラリーの特別展示やストリートパフォーマンス、露店も楽しみのひとつです。

ワンス・イン・ア・ブルームーン・ストリートフェスト
ONCE IN A BLUE MOON STREET FEST
開催時間 18:00 – 23:00
会場 チャイナタウンのヌウアヌ・アベニュー周辺

ファースト・フライデー・ストリートフェスティバル
FIRST FRIDAY STREET FESTIVAL
開催時間 19:30 – 01:00
会場 チャイナタウンのホテル・ストリート周辺

フェスティバル開催時間中、またその前後は周辺道路の交通規制があります。

7月7日(土)-9日(月)第11回フラ・ホオラウナ・アロハ

アラモアナ・センターのセンターステージでフラを披露

アラモアナ・センターのセンターステージでフラを披露

The 11th Annual Hula Hoolauna Aloha
ハワイで開催される日本のフラ・ハラウ(フラ教室)ためのフラ・フェスティバル

JALが主催しハワイで開催される日本のフラ・ハラウを対象としたプログラム。エキシビションやコンペティションのほか、ワークショップ、パーティーなど地元のクムフラ(認定されたフラの師匠)やフラ・ハラウと交流する機会も。エキシビションはアラモアナ・センターのセンターステージで行われ(予定)、日頃の成果をハワイの人々に披露します。
プログラムや観戦ツアーの詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。

7月14日(土)コリアン・フェスティバル

ハワイで韓国文化に触れるチャンス

ハワイで韓国文化に触れるチャンス

The Korean Festival
韓国の歴史と文化、食に触れる毎年恒例のフェスティバル
ハワイにおける韓国文化を継承し、韓国文化に広く親しんでもらうことを目的とした、ハワイ韓国商業会議所主催による毎年恒例のフェスティバル。
会場のカピオラニ・パークでは、韓国伝統舞踊や、テコンドーのデモンストレーション、コンサートほかのエンターテイメントが行われるほか、韓国料理教室や、キムチ早食いコンテストなどが予定されています。カルビ、キムチフライドライスなど人気の韓国料理のフードブースも出店します。開催時間は10時から20時。入場無料。
スケジュールの詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。

7月19日(木)-21日(土)第37回クイーン・リリウオカラニ・ケイキ・フラ・コンペティション

元気いっぱいの子供たちのフラが観賞できます

元気いっぱいの子供たちのフラが観賞できます

The 37th Annual Queen Liliuokalani Keiki Hula Competition
ニール・ブレイズデル・センターで。前売り券・当日券ともボックスオフィスで購入可能
ケイキはハワイ語で「子供」のこと。ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニの名前を冠した、子供のフラ・コンペティションとしては最大規模の大会で、今年で37回目を迎えます。ハワイ各地、さらに日本のフラ・ハラウ(フラ教室)から出場する、6歳から12歳までのケイキが、ソロやグループで、日頃の成果を競います。会場はニール・ブレイズデル・センター(NBC)のアリーナ。前売り券はNBCのボックスオフィスで7月7日(土)より販売開始。当日券も販売されます。

7月20日(金)21日(土)ハワイ・オールコレクターズ・ショー

大人から子供まで、ハワイの各種コレクターが心待ちにするイベント

大人から子供まで、ハワイの各種コレクターが心待ちにするイベント

Hawaii All-Collectors Show
ニール・ブレイズデル・センターのエキシビジョン・ホールで2日間の開催
ハワイはもとより、アメリカ本土や海外からのディーラーが出店する、ハワイ最大のコレクタブルとビンテージ&アンティーク展示即売会。切手やコイン、ガラスボトル、陶器、古本から、ハワイアナ(ハワイアンアートや工芸などハワイ関連商品)、時計、ジュエリー、油絵、プリント、日本の特撮フィギュア、ロックやカートゥーン、キャラクター商品、トレーディングカードなど、多種多様なガラクタからお宝が集合します。開催時間は、20日(金)は15時から21時(早期入場13時30分)、21日(土)は10時から18時。
一般入場料は12歳以上の大人料金5ドル。7歳から11歳までの子供は2ドル。早期入場料は20ドル。いずれもニール・ブレイズデル・センターのボックスオフィスで当日販売されます。

7月21日(土)第35回プリンス・ロット・フラ・フェスティバル

The 35th Annual Prince Lot Hula Festival
「この~木なんの木、気になる木♪」でおなじみのモアナルア・ガーデンで開催
プリンス・ロット(カメハメハ5世)を称える、ローカル色豊かなフラ・フェスティバル。オアフ島の約20のフラ・ハラウが参加し、カヒコ(古典フラ)とアウアナ(モダンフラ)を披露します。入場無料ですが、オリジナルバッジの購入を通して寄付を募ります。会場となるモアナルア・ガーデンは「この~木なんの木、気になる木♪」のコマーシャルでおなじみの「日立の樹」で知られた観光スポット。当時はアートやクラフト、ローカルフードのブースも出店します。開催時間は9時から16時。スケジュールなど詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。

7月22日(日)第42回ウクレレ・フェスティバル

The 42nd Annual Ukulele Festival
毎年恒例のウクレレのお祭り。今年は高木ブーも参加
子供たちによるウクレレ・オーケストラを含め、約800名のウクレレプレイヤーが参加する毎年恒例のフェスティバル。世界中から集まったプロ&アマのプレーヤーによる演奏が楽しめます。オータサンや、ハーブ・オータJr、マノアDNAほかの人気ローカルミュージシャンのほか、今年は特別ゲストとして、グラミー賞シンガーのジェームス・イングラム、また、日本からは高木ブーの参加が予定されています。開催時間は9時から15時30分。会場となるカピオラニ・バークのバンドスタンド周辺ではフードブースの出店や、オリジナルTシャツの販売も。

7月29日(土)第32回ティンマン・トライアスロン

クイーンズ・ビーチ。クイーン・カピオラニ・ビーチとも

クイーンズ・ビーチ。クイーン・カピオラニ・ビーチとも

The 32nd Annual Tinman Triathlon
ワイキキのクイーンズ・ビーチで午前5時半スタート、カピオラニ・パークでフィニッシュ
スイム750m・バイク40km・ラン10kmのトライアスロン大会。年齢別の個人と、チーム部門があります。ワイキキ・ビーチの一角、クイーンズ・ビーチでスタート。ダイヤモンドヘッドの麓からカハラを抜けて、オアフ島イーストエリアのハワイカイで折り返し、カピオラニ・パークでフィニッシュします。現地事務局への郵送によるエントリーの締め切りはハワイ時間7月18日(水)消印有効。もしくは定員の900名に達した時点で締め切られます。オンラインでのエントリーは7月22日(日)パシフィックタイムの23時59分になります。大会当日のエントリー受付はありません。詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。

7月の気候は

水の中が気持ちイイ7月

水の中が気持ちイイ7月

夏期のハワイはいつにも増して日射しが強いため、紫外線対策は忘れずに。日に当たると肌が赤くなってしまうタイプの方は、こまめに日焼け止めを塗り直したほうがベター。ビーチへ繰り出すのなら老若男女とも日焼け止めは必需品。早く黒く焼きたくても、日焼け止めナシ、またはサンローションをガンガン塗ってしまうと、日焼けを通り越し、火傷状態になってしまうことも。(全身真っ赤になってワイキキを歩いているツーリストの方をときどき見かけます。痛そう・・・)サングラスや、人によっては日除けの帽子も必要です。水分補給も心がけて。女性の場合、風が肌寒い夜のビーチや冷房対策に、薄いカーディガンなど、軽く羽織るものがあると安心です。
日射しがあまりに強いから・・・木陰に避難

日射しがあまりに強いから・・・木陰に避難

7月のオアフ島のおよその気温は以下の通り。隣島の場合は若干異なります。

平均気温 最高気温 最低気温 海水温度 平均降水量
26℃     29℃     23℃     27℃    11mm

7月のオアフ島ホノルルの平均日照時間は10.7時間。
7月1日の予定日の出時刻は午前5時53分。予定日の入り時刻は午後7時18分。
7月31日の予定日の出時刻は午前6時05分。予定日の入り時刻は午後7時11分。

最後にナビの、7月のプチ・ハワイ語講座!
数字の「7」をハワイ語では、「Ehiku(エヒク)」。
「7月」は、「Iulai(イウライ)」といいます。英語の「July」をハワイ語で聞き取り、発音したものです。
以上、ハワイナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-06-27

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