■ハワイ旅のマナー、その他

ハワイ滞在中こんなことに気をつけて!

楽しみにしていたハワイ旅行。知らないこととはいえ、常識や習慣の違いから、ローカルの人々に、「失礼な日本人!」という印象を抱かれてしまったり、ましてや、うっかり法を犯してしまって犯罪者なんて!? ダメダメ、そんなのNGです。

そこで、ハワイ滞在中に気をつけたいことを、ナビがまとめてみました。参考にしてくださいね。

<煙草について>

ハワイ州では、スモーカーの煙による、ノンスモーカーの受動喫煙の被害を防ぐため、公共の場所である屋内・準屋内における喫煙は違法となっています。(ハワイ新禁煙法2006年11月施行)以下の場所は禁煙です。

*空港ターミナル
*バス、タクシーなどの公共交通機関
*レストラン、バー、ナイトクラブなど
*ショッピングセンター
*ホテル(喫煙可能な客室以外のすべてのエリア)
*スポーツアリーナ、屋外アリーナ、スタジアム
*ハワイ州およびホノルル市郡所有の建造物

またハワイ州の中でもハワイ島(ビッグ・アイランド)においてのみ、州政府管轄の公共の場所は禁煙となりましたのでハワイ島へいらっしゃる方はご注意ください。(2008年4月施行)
上記に加え、ハワイ島においてのみ禁煙対象となる場所は以下の通りです。

*ビーチパーク
*公園
*公営ゴルフコース
*公共リクリエーション施設など

<ハワイ州政府庁も、むろん、禁煙です>

<ハワイ州政府庁も、むろん、禁煙です>

屋外であっても、禁煙区域となっている建物の出入口や窓、階段、エレベーターや換気装置部分から20フィート(約6m)圏内は、同じく禁煙です。違反した場合、個人には最大50ドルの罰金が科せられます。

<飲酒について>


路上、公園、ビーチといった公共施設、バスやタクシーなどの公共交通機関での飲酒は、法律で禁じられています。飲酒可能年齢は21歳以上。アルコールの購入には写真入りのIDが必要です。
<ビーチでの飲酒、喫煙は違法です> <ビーチでの飲酒、喫煙は違法です>

<ビーチでの飲酒、喫煙は違法です>

<お子さんについて>


ハワイ州では、子供の安全と権利を守るため、保護者となり得る13歳以上の付き添いなしで、12歳以下の子供だけにすることを勧めていません(ハワイ州では法化はされていません*)。また、車内に9歳未満の子供を置き去りにすることは違法です。
*ハワイ州政府関係部署に確認済みです。(2011年7月)

<チップについて>


「いくらぐらいあげたらいいの?」とかく悩みがちなチップの金額の目安をご案内しましょう。

*ホテルのルームメイド(掃除係) 
→ 1ベッドにつき1ドル程度
*ポーター 
→ 荷物1個につき1ドル以上
*ホテルやレストランのバレーパーキング 
→ 車を持ってきてくれた係員に3~5ドル。ただし、バレーパーキング料として別料金を取られる場合、チップは少なめに渡すことも
*レストラン、ホテルのルームサービス 
→ 伝票の請求額の15~20%。ワイキキなどの観光地や、大人数での食事の場合、請求額にすでにチップが含まれているケースがあります。伝票を確認するのを忘れないで。「Tip」「Service」「Gratuity」という項目がチップのことです
*美容院、エステティックサロン、マッサージなど 
→ 担当者に料金の10~15%
*タクシー 
→ メーター料金の15%程度

チップの金額には個人差があります。特別なサービス、また、上質なサービスを受けたと感じれば、多少上乗せするアメリカ人がほとんどです。逆の場合は、若干少なめに払うことが多いようです。

<ちょっとだけ気をつけて!目を見て挨拶>

「相手の目(顔)を見る」「挨拶をする」なんて、当たり前のようですが、意外と実行していない(できていない)日本人旅行者の方が少なくありません。

日本では、スーパーのレジ係と挨拶を交わし合うなんてことは、滅多にありません(よね?)。けれど、ハワイではそれが普通のこと。ホテルはもちろん、小売店や飲食店に一歩足を踏み入れれば、店員から、「アロハ」「ハロー」「ハーイ」と声を掛けられます。そんなときは、相手の目(顔)をしっかり見て、にっこりと笑って応えて下さい。これだけで、「感じのいい日本人」と思われることは、間違いありません。
<ファーマーズマーケットやフリーマーケットのお買い物も、まずは「Hi!」から始めましょう> <ファーマーズマーケットやフリーマーケットのお買い物も、まずは「Hi!」から始めましょう>

<ファーマーズマーケットやフリーマーケットのお買い物も、まずは「Hi!」から始めましょう>

この、「相手の目(顔)を見る」という行為、実は、車を運転する際にも重要なんです。ハワイの路上では、車線変更や合流地帯など、気持ち良く入れてくれるケースがほとんどですが、そんなとき、「入ってもいいかな?」「いいとも!」と、ドライバー同士、必ず車のフロントガラス越しに、顔の表情で意思疎通を図っているのです。相手ドライバーの顔を見ず、車だけを見ていると、せっかく気のいいローカルが、「いいから、入れ!」と合図を送っているのを、見逃すことになりかねません。

<ちょっとだけ気をつけて!レディーファースト>

アメリカ人男性も、そうそうレディーファーストを実践してはいられません。毎回毎回、入口や乗りものの順番を女性に譲っていては、この忙しい現代、とても日常生活が成り立ちません。けれど、バケーションという非日常の時間では、レディーファーストを実行する男性が少なくありません。日本人男性も、例えばホテル内のエレベーターなど、女性から先に乗せてあげませんか?同行者の女性からは見直され、見知らぬ女性からも、「素敵なジャパニーズガイ」と思われること、請け合いです。それが出来ない場合でも、女性を押しのけて、我先にと乗り込むことだけは、止めて下さいね。いまどきそんな日本人男性はいないと思いますが・・・。

<ちょっとだけ気をつけて!ドアを押さえる>

ハワイには自動ドアはほとんどありません。デパートや小売店、飲食店のドアは、後ろから来る人のために、押さえておくのが常識です。アメリカ人は、ドアを開けるたび、後ろから人が来ていないか、たいていチェックしています。ところが、自動ドアに慣れ切ってしまっているのか、これが出来ない日本人旅行者の方があとを絶ちません。日本では礼儀正しい常識人なのに、ドアを押さえておかないという、ささいなこと(だけど、大きな意味を持つこと)で、「なんという失礼な日本人」と思われてしまうのは、悲し過ぎる現実です。

ハワイでは、小学生の子供でも、必ず後ろを確かめて、ドアを押さえておくんですよ。すぐ後ろでなくても、後方5m程度に人がいれば、ドアを押さえておきます。どうか注意を払って下さいね。


<女性や子供のためにドアを開ける男性・・・当然です> <女性や子供のためにドアを開ける男性・・・当然です>

<女性や子供のためにドアを開ける男性・・・当然です>


ルールやマナーを守れば、ハワイ滞在がさらに快適になることは、ハワイナビが保証します!Have a great stay!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-12-01

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