■ハワイで入国

アロハ・カカヒアカ!ホノルル国際空港に到着です。

アロハ・カカヒアカ!(ハワイ語で「おはようございます」)
ホノルル国際空港に到着です。
日本からの到着便がホノルル国際空港に着くのは早朝から午前中。

日本からの到着便がホノルル国際空港に着くのは早朝から午前中。

空港内に置いてあるフリーペーパー。

空港内に置いてあるフリーペーパー。

必要書類への記入はお済みでしょうか?
出入国カード(I-94フォーム)- 各自1枚
税関申告書 - 1家族につき1枚
については、旅行会社で渡されるか、もしくは機内で配られています。到着前に記入を済ませておきましょう。
パスポート
帰りの航空券、もしくは、eチケットの控え
も手元に用意しておいて下さい。

飛行機を降りたら、空港係員、あるいは列の流れに従って入国審査場へ向かいます。現在は、到着したゲートによって、空港内の連絡用シャトルバス、WikiWikiバス(ウィキウィキバス)に乗車するか、または歩いて向かうことになっています。現在、空港のリノベーションが進んでおり、近い将来にはWiki Wikiバスが廃止され、乗客は空港内を、歩くエスカレーターで移動できる予定になっています。
空港到着前の機内の窓からはワイキキビーチが見えます。 空港到着前の機内の窓からはワイキキビーチが見えます。

空港到着前の機内の窓からはワイキキビーチが見えます。

<入国審査>

<ホノルル国際空港>

<ホノルル国際空港>

入国審査場(イミグレーション)に入ると、空港係員が声を枯らして、「日本人は左!」と叫んでいます(いるハズです)。
入国審査場の右側が「Residents(居住者)」、アメリカ国籍・グリーンカード保持者、また、航空機パイロット・乗務員となります。
入国審査場の左側が、「Non-Residents(非居住者)」、日本人を含む外国人となります。

入国審査官のブースへ進む列がいくつもありますが、たいてい空港係員の誘導があります。空港係員がいない場合は、空いている列に並びましょう。なお、審査は一人ずつ。家族の場合は、家族で一緒に審査を受けられます。

入国審査官のブースでは、左人差し指の指紋採取とデジタルカメラによる顔写真の撮影が行われます。また、まったく質問を受けないで、パスポートに入国スタンプを押してもらえるケースや、2、3以上の質問を受けるケースなど、様々です。代表的な質問は以下の通り。

審査官「How long are you going to stay?」(どのくらいの期間、滞在しますか?)
旅行者「5 days.」(5日間です)

審査官「What is the purpose of your visit?」(滞在の目的はなんですか?)
旅行者「Sightseeing.」(観光です)

センテンスで答える必要はありません。アメリカ人も、こうした場合、センテンスではなく単語で答えることが多いんですよ。どうしても審査官の英語がわからない場合は、「Japanese speaker, please.」(ジャパニーズ・スピーカー・プリーズ)と、日本語が話せる人を頼んでみましょう。

パスポートに入国スタンプを押してもらったら入国審査は終了です。その際、出入国カード(I-94フォーム)の下部を切り離して、パスポートに留めるか、挟んで返してくれます。これが出国カードとなりますので、帰国時の出国手続きまで失くさないようにして下さい。


次は荷物の受け取り(バゲージクレーム)です。階段かエスカレーターを降ります。(車いすやベビーカーの場合は、エレベーターもあります)

<荷物の受け取り>

自分の便名が表示されたターンテーブルへ行き、荷物が出てくるのを待ちます。ファーストクラスやビジネスクラス、ツアーの場合、また、入国審査に時間がかかった際など、すでに係員の手によってターンテーブルから降ろされて、近くに並べられていることもあります。

空港ポーター
荷物が多い場合や、持ち運びが難しい場合、空港ポーターに頼むことも出来ます。空港ポーターは通常、バゲージクレームに数名、待機しています。(飛行機の到着が重なる時間帯は出払っていることもあります)制服を着てターンテーブルから荷物を降ろしているのが、空港ポーターです。「I need help.」(手助けが必要です)と言えば、荷物をターンテーブルから降ろして、税関審査を通り、個人用もしくは団体用出口を出たところまで、荷物を運んでくれます。頼んだ場合は、チップは、荷物1つにつき最低2ドルは払いたいところです。荷物が5、6個の場合、20ドルのチップを渡すローカルもいます。

<税関審査>

最後に、税関審査(カスタム)です。申告の必要がある方は赤いランプ。申告が不要な方は緑のランプへ進みます。税関係官にパスポートと税関申告書を見せます。緑のランプへ進んだ日本人旅行者の場合、ノーチェックでそのまま通してくれることも少なくありません。税関係官が返してくれた税関申告書は、出口から出るときに空港係員に渡します。課税された方は、出口へ向かう前に、納税カウンターで支払いを済ませて下さい。

*申告が不要なもの*
○身の回りの品、宝石、化粧品、本、カメラなど、販売を目的としないもの
○成人の場合、1クォート(約1リットル)のアルコール飲料、紙巻き煙草200本
○100ドル以内の贈答品


*申告が必要なもの*
○10,000ドルを超える現金、もしくは、トラベラーズチェック(課税の対象ではありませんが、申告が必要です。申告しなかった場合、罰金の対象となります)

*持ち込みが禁止されているもの*
植物(根の付いたもの、野菜類も含む)
果物・肉類などの生鮮食品(魚類の生鮮食品は可)
土・動植物製品
肉エキスの使用されている加工食品(インスタントラーメン、カレーの素、ほか)
国際便到着出口。

国際便到着出口。

税関審査を抜けたら、左側が団体・グループ用出口。右側が個人用出口です。

なお、目につくところに両替所がありませんので、日本円からアメリカドルへの両替は、日本出国前に済ませておきましょう。
関連タグ:空港入国審査税関

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-12-01

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