多少の行列は覚悟して! ハワイで1、2を争う地元の人気バーガーがワイキキで味わえます。
「名前どおりの大きめバーガーから流れ出る肉汁とソースで、口と両手をベタベタにしながら食べるのが楽しいんだ!」とは、ナビの知り合いのローカルボーイの弁
アロハ~、ハワイナビです。
ロコも含めてアメリカ人って、ホント、ハンバーガーが大好きなんですよね~。いえ、もちろん、それほど好きでないアメリカ人だって存在するでしょうけど(おそらく)。
ワイキキの目抜き通り、カラカウア・アベニューにあるマクドナルドは、アメリカ本土からの観光客でいつもいっぱい。マクドナルドなら自分の町にだってあるでしょう!? わざわざハワイまで来てマクドナルドに入らなくても・・・と、ついつい思ってしまうナビなんです。多くのアメリカ人が食に関しては案外消極的で、新しいモノに手を出すよりは、いつもの食べ慣れた味を好むのは知ってますけどネ。
どうせ同じハンバーガーなら、全世界的チェーンもいいけど、地元ハワイのハンバーガーチェーンも試してみましょうよ~。
というわけで、今回ご紹介するのは、日米のガイドブックに掲載多数の人気店「テディーズ・ビガー・バーガー」ワイキキ店です。
ワイキキ・グランド・ホテルの1階にあります
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店内から外を見るとホノルル動物園はスグ向かい
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ホノルル動物園の行き帰りに寄ってみるのもイイですね
2012年7月現在、「テディーズ・ビガー・バーガー」はオアフ島に6店舗、マウイ島に1店舗、ワシントン州に1店舗、そして東京・原宿に1店舗があります。
オリジナルの小さな店舗がダイヤモンドヘッド地区のモンサラット・アベニューにオープンしたのは1998年。翌年の1999年にはすでに、「モンサラットに美味しいハンバーガーショップがあるよ」と、周りのロコが話していたのをナビは覚えています。
ジューシーなハンバーガーパテを想像しつつ(ゴクッ)、中へ入ります
その後オリジナル店舗は閉店。その代わりにオープンしたのが、オリジナル店舗よりさらに広く、より便利な場所にある、ワイキキ店です。
カラカウア・アベニューとカパフル・アベニューの交差点からスグのワイキキ・グランド・ホテル1階がその店舗。カパフル・アベニューをはさんだお向かいはホノルル動物園です。ワイキキの中心にあるショッピングセンター、ロイヤル・ハワイアン・センターからは徒歩で15分程度。
階段を上ってドアを開けると・・・
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注文カウンターに列。周りには出来上がりを待っているお客さんたちが
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入口を入った右手にはインドアのイートインコーナーが
店内はセルフサービス。カパフル・アベニューに面したインドアのイートインスペースのほかに、注文カウンターの奥にはオープンエアのイートインスペースがあります。
空いているときもありますが、ランチやディナータイムはもちろん、その合間の中途半端な時間帯も、注文カウンターには列が出来ていることが。そんなときは注文したハンバーガーがなかなか出来上がってこないこともありますが・・・それは人気店ゆえの宿命。大らかな気持ちで待ってくださいね。
1950年代スタイルのカラフルな店内
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注文カウンターの奥にはオープンエアのイートインコーナーあり
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注文カウンター。ハンバーガーにレタス、トマト、オニオン、ピクルスを入れてもいいか訊かれます。チーズの種類もチョイス。チェダーチーズを選ぶ人が多いみたい
まずは注文カウンターでオーダーします。(もちろん、テーブルを先に確保してもグッド)
単品のハンバーガーもありますが、多くのお客さんは、フレンチフライ(もしくはオニオンリングのチョイス)と、セルフサービスのドリンク付きコンボ(セット)を注文するようです。ハンバーガーには別料金で各種トッピング(ベーコン、アボカド、ハラペーニョ、ブルーチーズ、ピーナツバターほか)を追加することも可能です。フレンチフライはオリジナルか、スパイシー、ガーリック、チーズをチョイス。
注文の品が準備できると、受け取りカウンターでレシートの番号を呼ばれます。
ハワイとシアトル郊外7店舗の地区名が付けられたスペシャリティバーガーも
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スペシャリティバーガーからチョイスしたコチラは「ワイキキバーガー」
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ピリッとスパイスの効いた甘めのソース「スーパーソース」を使ったオリジナルハンバーガーは、サイズ違いの3種類。「ビッグ(Big)」はパテが5オンス(≒140g)、「ビガー(Bigger)」は7オンス(≒200g)、「ビゲスト(Biggest)」が9オンス(≒255g)です。女子はもちろん、食べ盛り、大食い系の男子以外は、「ビッグ」で充分かも。っていうか、「ビッグ」でも結構ボリュームがあります。
コンボで注文した5オンスの「ビッグバーガー」。お店の最小サイズなのに確かにビッグ!
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お店のオリジナルそのまま、スーパーソース、レタス、トマト、オニオン、ピクルス、チーズすべて入ってます
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ちなみにマクドナルドのパテは、チーズバーガーが4オンス(≒115g)、ダブルチーズバーガーが5.8オンス(≒165g)、ビッグマックが7.6オンス(≒215g)です。
メニューには「モンスターダブル」と呼ばれるハンバーガーもあり、こちらはそれぞれのパテがダブルになったモノ。つまり、5オンス×2枚、7オンス×2枚、9オンス×2枚のパテ入りハンバーガー。一般の日本人にはちと多過ぎる量かと・・・。
入口沿いのテーブルからはカパフル・アベニューやホノルル動物園が望めます
「これまで食べたなかでサイコーのハンバーガー」「パテがジューシーでたまらない」なんてファンも多く、その秘密は前述のスーパーソースと、注文を受けてから焼く、つなぎの無い100%ビーフのこだわりパテ。パテは高品質の新鮮冷凍ビーフを使用した手作りです。
メニューにはハンバーガーのほかに、チキンサンドイッチやフィッシュ&チップス、ベジバーガーやサラダ。フィフティーズのダイナー風店内にピッタリの各種シェークやアイスクリームもあります。
メニューには「キッズコンボ」あり。ファミリーフレンドリーなレストランです
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幼児用のハイチェアも用意
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ワイキキを描いたイラストが楽しいカウンター席
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オリジナルTシャツもフィフティーズ調
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夜間はクヒオ・アベニューよりも、人通りの多いカラカウア・アベニューを通っていきましょう
ナビの知り合いのローカルボーイに言わせると、
「店名どおりの大きめバーガーから流れ出る肉汁とソースで、口と両手をベタベタにしながら食べるのが楽しいんだ!」そう。
「テディーズ・ビガー・バーガー」ではスタッフがお手拭きを配ってくれますが、それが日本ではむか~し(昭和)の駅弁に付いてきた、小さな四角い袋入りの、やたら消毒臭のキツイ紙タイプ。配ってくれないときもあります。なので、店内に紙ナプキンはありますけど、ウェットティッシュを持っていくとベターかもしれませんね。そして、ハンバーガーを食べやすいように半分に切る・・・なんてお上品なことはせず、ロコの彼のように、思いきりかぶりついてみれば、美味しいハンバーガーがさらに美味しく感じられるかもしれません!
最後に、記事中でご紹介した「テディーズ・ビガー・バーガー ワイキキ店」とその周辺スポットをマップでご案内しながらお別れします~。
以上、ハワイナビでした!