奈美田ポロンが贈る、ホノルル・フェスティバルうきうきレポート♪
こんにちは、ハワイナビのお祭りマンボ、奈美田ポロンです。 今日の「賛辞のあなた」はハワイ最大の文化交流イベントとして親しまれているホノルル・フェスティバルについて、賛辞しながら楽しくレポートしたいと思います。
ホノルル・フェスティバルは日本各地のお祭りや芸能、武道、スポーツなどを通して日本とハワイの文化交流を深めることを目的に始められた行事で、今年で第16回目。 日本とハワイだけでなく、中国や韓国その他あちこちの団体からの参加も定着し、おなじみ3月の恒例行事となっています。今年(2010年)は3月12日から14日まで行われました。 一般ピープルの興味をひく主なイベントとしては、コンベンション・センターで行われた展示とクラフト・フェアと縁日、そしてコンベンション・センターほか4ヶ所で行われた各パフォーマンス、それから何といっても最終日の夕方に行われたカラカウア通りでのグランドパレードです。
パフォーマンス いろいろ
アキバ系アイドルのモモーイ
それではまず、コンベンション・センター、アラモアナ・ショッピングセンター、ワイキキ・ビーチウォーク、ワイキキ・ショッピングプラザで行われた各パフォーマンスからのぞいてみましょう。全体的にみるとフラダンスとウクレレ演奏のグループがかなり多いんですけど、そりゃハワイですから仕方ありません。フラのチームは、よそのグループのコスチュームを横目でチラリと眺めて会釈しながらも、それぞれ内心では「うちのコスチュームのが断然カッコいいわっ」と思っていたりして、乙女の心理というのもなかなか複雑なものがあるようです。その中でも特に複雑に見えたのは、そのフラダンサーたちの平均年齢がどこの団体もとても高そうだったということ。ポロン父に言わせれば、「ダンサーは若くてキレイなねーちゃんに限る」とのことですが、もちろん酔っ払いの言うことを真に受ける必要はありません。ポロン母に言わせれば、「老いた雌鳥は極上のスープを作る」とのことですので、だからきっと日本のフラダンサーの高齢化というのも、うまいスープを作るためには当然の結果、ということなのでしょう。
展示会、クラフト・ショー、縁日
さて、次はコンベンション・センターでの展示、クラフト・フェア、そして縁日。展示コーナーでは折り紙や絵手紙、習字、はちまき作りコーナーなど多種多様で、みなさんそれぞれ製作活動を楽しんでいました。クラフト・フェアでは、Tシャツからアクセサリー、キルト、伝統工芸品など、エスニックでアーティスティックなものがたくさん並んでいました。
また子供たちに大人気の縁日コーナーでは、どこのブースも行列ができてギューギューでした。ポロンは金魚すくいをやってみたかったんですけど、とても大人が列に並べる雰囲気ではありません。子供たちの未来を尊重し、一匹でも多くの金魚が子供たちのアミにひっかかることを天に祈ったポロンでした。
パレードの準備
さて、そろそろ夕方になってきたので、パレードが行われるカラカウア通りに歩いていきましょう。 コンベンション・センターから徒歩5分くらいです。 と、ぶらぶら歩いていたら、おお!角のビルのガレージで「ねぶた」発見!こんなところに隠れておったのか、ねぶたちゃん!!でもこのねぶたが登場するのはパレードの最後。出番までまだ3時間以上あるんで、じゃあ、また、あとでね♡ ねぶたに別れをつげてしばらく歩くと、フォートデルーシ公園で、やはりパレードの出番を待ってる準備組がたくさんいました。 みなさん暑いなかご苦労さまです。
いよいよ パレード!!
ミス・ファーストプリンセス
夕方4時半。パレードだっ!パレードだっ!今年は70組が参加。白バイに先導されながら、米軍バンドやロイヤルハワイアン・バンドの華やかな演奏で始まり、その後はミス・ハワイ、ミス・チェリーブロッサムなど、ミス、ミス、ミスのオンパレード。
コリアン・ダンス・インスティチュート
その後はバトントワラー、チアリーダー、元気なダンスチーム、中国のドラゴンダンス、日本のおどり、たますだれ、お御輿などが続きます。エスニックなもの、東洋情緒たっぷりのもの、それぞれのお国柄がよく表現されている素晴らしいパフォーマンスの数々・・・。
きれいなおねえさんは好きですか
ポロン父に言わせれば、「べっぴんさんも一度にたくさん見ると有りがたみが薄れる」とのことですが、しかし酔っ払いの言うことを真に受ける必要はありません。ポロン母に言わせれば、「キレイな人たちに囲まれてると、いつしか自分もキレイになる」とのことですから、女の子はこの機会に美人をたくさん見ておきましょう。
フラは続くよ、どこまでも♪
さて、キレイなおねえさんたちをたっぷり鑑賞したあとは、フラ、フラ、フラ。 さきほども言いましたが、ホノルル・フェスティバルって、とにかくフラダンスの団体が多いんです。なんたって、フラ。 とにかく、フラ。 三度のメシを食う前にフラ、なのです。フラダンスばかり見てると頭がフラフラしてきますが、それでもまだ、これでもか、フラ!
ちょっと気になるシリーズ
ここで、恒例!ポロンの「ちょっとブレイク♪」のお時間です。まずは、おしりシリーズ。ベンゲトイフガオなんとかハワイ(すみません、読めません)、このお兄さんたち、勇ましくてカッコいいんですけど、ちょっと下半身に注目♡
おすもうさんのおしり
ヒルトンホテルのお相撲さんは、暗い夜空にむる~んと浮き上がってちょっと恐かったのですが、でもよく見ると愛嬌のあるお相撲さんに見えないこともありません。このお相撲さんは10秒おきくらいに自動的にユラユラ揺れて、もわ~んと片足を上げて、ちゃんとシコ踏んでました。後ろ姿のオシリも素敵です。
そして次は、ありがとうシリーズ。暑いなか、みんなカラカウア通りで3時間も4時間も動けずに座りっぱなし、立ちっぱなし。その間、フェスティバルのスタッフが飲料水の販売に歩き回っていました。お値段も良心的な1ドル。これで今いる場所を動かずにノドが潤せるってもんです。
それから、もうひとつ。お掃除ガール隊もパレードに参加。パレード参加者が散らかしたあとをキレイに掃いて、ゴミ箱にポイ♪
お水。 はい、1ドルでーす
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掃除ガールズ、お掃除中です
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大盛況のハイライト!!
さて、それじゃあハイライトに突撃しますよー!!まずは、中国チームのドラゴン。これは中国のお正月にあちこちに出没したドラゴンたちですが、ホノルル・フェスティバルでもドラゴンは舞ったのです。それにしても、早いし、うまい。牛丼の話ではありません、ドラゴンの動きです。息の合ったみごとなチームワーク、としか言いようがないでしょう。これはホント、素晴らしかった。
お次は埼玉龍神祭り会。 このドラゴンもちょっと圧巻でした。パレードの途中で空高く浮いたり、観客のほうに寄ってサービスしたりで大人気。
次は、やっと来ました、ねぶたちゃん!! しかし、昼間のねぶたと夜のねぶたって、こうも違うもんなんですね。夜はボンボリ明かりのせいで、さらにミステリアスに、魅惑的!!やっぱり御輿も女も、暗闇で勝負するほうが勝算がありそうです。
そして、パレードの最後はホノルル大蛇山。総重量2トンを超えると言われる巨大な山車の大蛇の頭上で火を吹いて、半鐘をカンカン鳴らしながらの登場です。大迫力に観客もポロンも大喜び。そ~れそれそれお祭りだぁ~♪
あ~、楽しかった!!さて、さきほども言いましたが、このホノルルフェスティバルは毎年3月の恒例行事です。 今年うっかり見逃した人は、来年こそぜひ、パフォーマンスやパレードを見に行きましょう。 同胞の妙齢おばさまたちが厚化粧でふわふわドレスにくるまれダンスを踊る美しい姿を見ていると、将来の自分の姿も想像でき、それはそれでまた、楽しかったりするのです。 ビバ!フラダンス! ビバ!ホノルルフェスティバル!!
以上、ハワイナビの奈美田ポロンがお贈りしました。 アロハ~♪
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-03-19