8/16 ステートフッド・デー(州制定記念日)【ハワイ州の祝日】

ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州に制定されたことを記念する州の祝日

Statehood Day
イオラニ宮殿

イオラニ宮殿

毎年8月第3金曜日は、州制定記念日(ステートフッド・デー)。1959年8月21日、ハワイが正式にアメリカ合衆国に加入し50番目の州に制定されたことを記念する州の祝日です。といっても、特別な記念式典や関連イベントの予定はありません。
この日をハワイ州のバースデーとして盛大に祝おう! という向きもなくはありませんが、ネイティブハワイアンにとっては自分たちの土地が正式にアメリカに奪われた日――という見方も存在します。過去にはこの日を、制定が宣言されたイオラニ宮殿で祝おうという動きもありましたが、これにはハワイアンのハワイ独立運動家や団体が大反対。
「アメリカ50州25セント硬貨」(The 50 State Quarters)のハワイ州硬貨

「アメリカ50州25セント硬貨」(The 50 State Quarters)のハワイ州硬貨

アメリカに「乗っ取られる」まではハワイ王朝の宮殿であり、ましてや最後の君主リリウオカラニ女王がアメリカ側によって幽閉されたその場所で、アメリカの州になったことを祝うなんてあり得ない、というわけ。州制定記念日には、そうしたグループによる抗議デモが行われることもあり、歴史的・政治的になかなか微妙な祝日となっています。
<8月16日(金)当日の各機関・施設の予定>
○州政府機関、ハワイ州立美術館、図書館、学校は休み。ザ・バスは休日ダイヤ。国の祝日ではないため連邦政府機関、一般企業、銀行、郵便局は通常通り営業。お店やレストランも通常通りオープン。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-08-02

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