シュガーケーン

sugarcane

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お店のテーマはシャビーシック。ビンテージ・スタイルが好きなオシャレさんに強力推薦!

シャビーシックな感じ・・・きてます、きてます。

シャビーシックな感じ・・・きてます、きてます。

アロハ・オウコウ Aloha oukou !(皆さんにこんにちは)ハワイナビです。
皆さんは、シャビーシック shabby chic って言葉、ご存知でしょうか? shabby というのは「みすぼらしい、使い古した」、chic は「趣味が良く、垢抜けた」。アンティークほど高級ではないけれど、ビンテージで可愛い感じ。使い込んだステキな感じを、シャビーシック(英語の発音だと「シャビーシーク」)と言います。

このシャビーシック、アメリカ本土ではファンの多い、インテリア・スタイルとしてしっかり認知されているのですが、なぜかハワイでは人気がない・・・。
後ろのマリオネット人形といい、ペンダントを飾っている額といい、う~ん、素敵にシャビー。

後ろのマリオネット人形といい、ペンダントを飾っている額といい、う~ん、素敵にシャビー。

全米トップクラスの物価と不動産価格の高さ。生活や住宅ローンのために、メインの仕事のほかにもバイトする、ダブルジョブ、トリプルジョブが珍しくない土地柄、ハワイの人々のお買い物傾向は質実剛健。賃貸で暮らすことが一般的でないため、一軒家やタウンハウス、コンドミニアムなどを購入はしますが、買い入れる家具といえば、見かけよりもまずは値段、ってケースも多いのです。はっきりいえば、家具にまでお金をかけている余裕がない、ということ。
ただのボロとは違うんです。

ただのボロとは違うんです。

シャビーシックって、ただ年季が入ったボロとは似て非なるんですよね。そこに「素敵」がなければ。もともと高品質の、スタイルを持った年代物の家具が古びてはきたけれど、それがかえってイイ味を出しているとか。すっかり色褪せてきたけれど、選りすぐったほかの雑貨との合わせ方次第で、ビンテージな洗練された様子に変身!とか。もちろん、シャビーシック・スタイルの(工夫や加工してあるぶん、お値段高めの)新品もあります。シャビーシックには多少のお金と手間が必要・・・でも多くのローカルには、そんなお金も手間も趣味もないのが現実。
それでもシャビーシックが大好きなハワイ住人も少数派ながらいるわけで。もっともそうした人々は、アメリカ本土からの移住者が多いみたいです。で、前置きが長くなりましたが、シャビーシック・ファン待望のインテリア雑貨のお店が2009年、カイムキにオープンしたのです。じゃじゃーん!
このコンプレックス・ビルの1階角にあります。

このコンプレックス・ビルの1階角にあります。

お店の名前は「シュガーケーン sugarcane」。「砂糖きび」という、なんともハワイらしいネーミングです。場所はカイムキの中心部、ホノルル市郡が運営するパーキングの中にあるビルの1階。ちょっとわかりにくいのですが、カイムキタウン散策の折にはぜひ寄ってみて下さい。特に、可愛いモノやインテリア、雑貨に目のないアナタには必見です。店内はそれほど大きくありませんが、「カワイイ~!」と思わず口に出してしまいそうな商品がいっぱいです。あ、シャビーシック・スタイルといっても、古着や中古品だけのお店ではありません!
カイムキのメインストリート、ワイアラエ・アベニューの海側裏手にホノルル市郡運営の有料パーキングが。

カイムキのメインストリート、ワイアラエ・アベニューの海側裏手にホノルル市郡運営の有料パーキングが。

パーキングを中心とした周辺の地図です。

パーキングを中心とした周辺の地図です。

11thと12thアベニューにあるパーキング出入口。出るときは有人出口以外は、パーキング内の精算機で駐車券の清算を済ませてから。 11thと12thアベニューにあるパーキング出入口。出るときは有人出口以外は、パーキング内の精算機で駐車券の清算を済ませてから。 11thと12thアベニューにあるパーキング出入口。出るときは有人出口以外は、パーキング内の精算機で駐車券の清算を済ませてから。

11thと12thアベニューにあるパーキング出入口。出るときは有人出口以外は、パーキング内の精算機で駐車券の清算を済ませてから。

まずは入口を入ってみましょう。

白を基調とした店内に、コテージ・スタイル、ビーチ・スタイルのインテリア雑貨が可愛らしく飾られています。商品の半分は新品。中古品をキレイに修理&加工した家具もあります。実は店内にお邪魔した直後にはそうした椅子4脚と、飾り棚があったのですが、ナビの目の前で、あっという間に売れてしまいました。
ローカル・アーティストのアートや工芸作品もあります。
特筆すべきは小さなお子様向けの洋服。主に女の子用で、品数も少ないのですが、どれもハズレなしのラブリーさ。幼児向け衣類の高級セレクト・ショップのような品揃えなのに、お値段は手頃なのです。こちらはすべて新品です。
その奥には女性の衣類のリサイクル・コーナーが。
リサイクルといっても、状態の良いもの、お店のテイストに合ったものだけを厳選して置いてあります。中にはオリジナルの値札が付いたままの、未着用の商品も。ナビの取材時には、日本でも人気の高級デザイナーズブランド、BCBGやダイアン・フォン・ファステンバーグ、また、コーチのバッグなどもありました。
小物も充実しています。キッチュな柄のトートバッグ。ローカル・デザイナーによるハワイアン&アジアン・テイストなエコバッグ。派手めのキュートが好きなら見逃せない、ヘアバンドやエプロン。アンティーク&ビンテージ調のアクセサリー。レジの前のショーケースの中には、本物のビンテージ商品が陳列されています。
「シャビーシックな感じ、ハワイに似合うコテージ・スタイル、それがこのお店のテーマなの」と、数年前にカリフォルニアから引っ越してきた、オーナー店長であるフェイス。なんと4人姉妹のお母さんなんです。だからこんなに高センスなガーリー・テイストがお得意なんでしょうか!? 1人だけで写真に収まるのは恥ずかしいからと、個人的なお友達でもある常連のお客さんと一緒に、ハイ、チーズ。
向かって右がフェイス。4人姉妹のお母さんだなんて!「若草物語」みたい。

向かって右がフェイス。4人姉妹のお母さんだなんて!「若草物語」みたい。

ナビ取材時の数日前には、日本のガイドブックの取材班がやってきて写真を撮りまくっていったそう。まだまだローカルのお客さんしかいませんが、今後、日本からのお客さんが増えそうです!以上、ハワイナビでした。

記事登録日:2010-04-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-03-24

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