約1kmに渡る白い砂浜が楽しいホノルル市民の行きつけビーチ。リーフの内側で波がないので遠泳やお子様連れには特にオススメ。
アロハ・カカヒアカ(ハワイ語の「グッドモーニング」)! ハワイナビです。
今日はオアフ島でおそらくワイキキ・ビーチの次に有名な、アラモアナ・ビーチへ足を運んでみましょう!
便利な立地と整った設備、ワイキキよりも格段に地元らしい雰囲気で人気のアラモアナ・ビーチパーク。
ビーチの幅があるので多少混んでもダイジョーブ!
|
|
こちらは一番西寄り(ダウンタウン寄り)のエリア。
|
ウェディング撮影中のカップルの後ろに見える建物は、アラモアナ・センター内の最高級デパート「ニーマンマーカス」。
王道観光地、ワイキキ・ビーチからは目と鼻の先なのに、その雰囲気はガラリと変わって、とってもローカル。
ホノルル市内のロコにとって、手軽に行ける身近なビーチとして親しまれているアラモアナ・ビーチは、なんといっても立地が便利。ハワイが誇る巨大ショッピングモール、アラモアナ・センターが、道路(アラモアナ・ブールバード)を挟んだ向かいにあります。
芝生のエリア正面奥に「SEARS」の字が見えますか?アラモアナ・センター内の庶民派デパート「シアーズ」です。
|
|
アラモアナ・センターのパーキング越しに見えるアラモアナ・ビーチパーク。
|
西寄り(ダウンタウン寄り)の入口を出れば、ワード・センターズ。左奥にワード・エンターテイメントセンターが。
ビーチから、ちょっと道路をわたって、ドリンクやスナック、ビーチ用具を仕入れに行ったり、グループやファミリーの場合、男性軍はビーチに残って女性軍はアラモアナ・センターでショッピング、なんてことも可能です。ビーチのあと、食事やショッピングに繰り出してもイイですね。
ビーチパーク内を通るアラモアナパーク・ドライブ沿いにパーキング可能。
さらに裏技!? 車で訪れた際、アラモアナ・ビーチパークのパーキングが満車だったときには、アラモアナ・センターのパーキングに停めさせてもらうのがロコのお約束です。(週末は満車になりがちです)
ストリートパーキング(しるしのある箇所のみ)のほかに・・・
|
|
パーキングエリアも何箇所か。
|
それではさっそく見て回りましょう!
アラモアナ・ビーチパークには、アラモアナ・ブールバードに平行する東西約1kmのビーチと、ワイキキ寄りのアラワイ・ハーバーに隣接している「マジック・アイランド」の突端にある入り江のビーチがあります。
マジック・アイランド Magic Island
一番ワイキキ寄りの、海に向かって突き出ているのがマジック・アイランドです。
ワイキキ寄り、アラワイ・ハーバーに隣接している人工の「島」がマジック・アイランドです。「島」といっても海に浮かんでいるわけではなく、海に突き出た形になっています。
先端にある防波堤で囲まれた人工の入り江は、安心して遊ばせられると、キッズ連れのローカルファミリーに人気があります。
マジック・アイランドの先端エリア。
|
|
ワイキキ・ビーチやダイヤモンドヘッドを望める入り江。
|
キッズの水遊びにグッドなエリアです。
|
|
ビーチを楽しむローカルファミリー。
|
通常はキャンプ禁止ですが、1年に1度、独立記念日だけはOKです。
マジック・アイランドは、5月最終月曜日のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の灯篭流し、7月4日のインデペンデンスデー(アメリカ独立記念日)の花火大会など、さまざまなイベントの開催地にもなっています。
アラモアナ・ビーチが一番混むのが独立記念日。ビーチにもズラッとテントが張られています。花火大会が始まる夜までビーチで海水浴三昧!
釣り人も多いマジック・アイランド。
この人工の「島」、いったいいつ、どうして出来たかご存知ですか?
アラモアナ・ビーチは、1920年代まで、キアヴェツリーや葦(あし)、ヤシの木が茂る湿地帯。市のゴミ捨て場だったそう。1931年に入り、市によって、その名も「モアナ・パーク」として整備・開発が始まります。モアナ(moana)はハワイ語で「海」のこと。1934年の開園式には、当時のアメリカ大統領、フランクリン・ルーズベルトが出席しました。
ジョギングやウォーキングをするロコを多く見かけます。
|
|
グルリと舗装道があるため、サイクリングにも人気のスポット。
|
アラモアナ・センターの3階メイシーズ横から見えるマジック・アイランド(右奥)とアラワイ・ハーバー(左奥)。
1947年になり、その名称が「アラモアナ・パーク」に変更されました。アラモアナ(ala moana)はハワイ語で「海への小道」の意です。
釣りをする人、サーフィンをする人、それを眺める人々・・・。
大手デベロッパーによって、人工の「島」、マジック・アイランドが完成したのは1964年のこと。デベロッパーの当初の計画では、さらに2つの「島」を造った上でホテルを建設。一大リゾートエリアを開発する予定でしたが、計画は途中で頓挫し、デベロッパーはマジック・アイランドを残してハワイから撤退。その後、マジック・アイランドは市の公園になりました。
釣りは休憩・・・
|
|
沖合いを眺めます。
|
沖合いにはサーファーも。
|
|
お昼寝中・・・。
|
マジック・アイランドの沖合い寄りは人もまばら。
マジック・アイランドという名前は、そのデベロッパーにちなんだもの。ホノルル市は1972年、その名称を「アイナモアナ」と改名しました。ハワイ語で「海から陸へ」を意味する名称は、人工の島としての由来を表したもの。「アラモアナ・ビーチパークのアイナモアナ・セクション」が市による正式名称ですが、アイナモアナなんて呼ぶ人はおそらく・・・皆無。JRのE電と同じ(JRのE電・・・皆さん、覚えてますか~?)。お上の改称って、なかなか一般に浸透しないみたいですネ。マジック・アイランドはいまも昔も、ハワイの人々にとって、「マジック・アイランド」です。
磯遊びも楽しめます。
|
|
入り江があるのは芝生のエリアの先です。
|
アラワイ・ハーバー側。
|
|
アラワイ・ハーバー側にも釣り人多し。
|
マジック・アイランドからアラモアナ・ビーチを望んで。
アラモアナ・ビーチ Ala Moana Beach
街中のビーチです。
アラモアナ・ブールバードを挟んで、ちょうどアラモアナ・センターと、ワード・センター、ワード・ウェアハウスの向かいに位置するのが、約1kmにわたる白い砂浜のアラモアナ・ビーチです。
西側(ダウンタウン側)を向いた景色。
|
|
東側(ワイキキ側)を向いた景色。
|
ローカルキッズのマイビーチ。
砂浜の幅も広く、また、岩礁の内側にあるため波はほとんどなく、お子様連れのファミリーにも優しいビーチです。ただ遠浅ではないため、水際から少し沖へ向かうと急に深くなるのでご注意を。
キッズの背が立つのはここまで!
|
|
おばさまの背が立つのはここまで!
|
安全なビーチですが、荷物の置きっ放しは、あまりオススメできません。
ライフガードが常勤しているのはもちろん、トイレ、シャワー、更衣室があるほか、英語で「コンセッション(concession)」と呼ばれる売店が2カ所。ピクニックエリア、エクササイズエリア、テニスコート、ビーチバレーコートもあり、公共のビーチパークとしての設備はバッチリそろっています。
流行りのパドルサーフィンは持参です。
その半面、ワイキキ・ビーチのような、オーシャンスポーツのレンタルや、サーフレッスンなどはありません。
甲羅干しするナイスバディーのガールズもいっぱい!
平日に訪れると、のーんびり。人気(ひとけ)が少なく、といってもさびしくなるほどではなく、適度に空いたビーチで、周りを気にせずゆっくりくつろげます。週末になると、ピクニックやバーベキュー、テントを張ってのビーチパーティーなどを楽しむロコでにぎわいますが、そうしたロコに混じって過ごすのも、地元的ハワイを味わえるイイ機会ですヨ。
西寄り(ダウンタウン寄り)のほうが人は少なめ。ワード・センターズとは目と鼻の先。
ワイキキからアラモアナ・ビーチへ<ザ・バス&ワイキキトロリー編>
○ザ・バス[TheBus / 市バス]を利用する場合○
クヒオ・アベニュー(Kuhio Ave)の山側バス停から、8番・19番・20番・23番・42番・「E Country Express!」番に乗車。アラモアナ・センター(Ala Moana Center)や、アラモアナ・ブールバード(Ala Moana Blvd)沿いの停留所で降車。所要時間約15分。
○ワイキキトロリー[Waikiki Trolley]を利用する場合○
ピンクラインに乗って、「アラモアナ・センター 海側」で降車。所要時間約15分。
ワイキキからアラモアナ・ビーチへ<歩いて!編>
ワイキキからアラモアナ・ビーチまでは、カラカウア・アベニュー(Kalakaua Ave)やカリア・ロード(Kalia Rd)からアラモアナ・ブールバードに出て、アラモアナ・ブールバードをダウンタウン方向へ一直線。だけど実はヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のビーチから、アラワイ・ハーバー(Ala Wai Harbor)前を通り、ちょっとだけ近道が出来ちゃいます。写真でご紹介しますね。
アラモアナパーク・ドライブへ左折して・・・
|
|
ハイ、到着~。しかしここからビーチまではもう少し歩きます。(広い園内ゆえ)
|
一部だけの近道なんですが、交通量が多く、車が結構なスピードを出してガンガン走るアラモアナ・ブールバード沿いをずーっと歩くよりも気分がイイですよ。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのゲートを出てからアラモアナ・ビーチパークのゲートまでは徒歩12分でした。
砂浜にはほとんど木陰がないので、日焼け防止は必須ですよ~。
ワイキキから遠出せず、風紀上も安全で、ローカルらしい雰囲気があり、設備も整っている・・・そんなイイことづくめのアラモアナ・ビーチ。ワイキキ・ビーチを満喫したら、次はアラモアナ・ビーチへ足を向けてみてくださいね。以上、ハワイナビでした!