打ちたて、茹でたて、できたての美味しい讃岐うどんをハワイで召し上がれ。
アロハー、ハワイナビです。今回紹介するのは、日本でもおなじみの「丸亀うどん」こと「丸亀製麺」です。海外でもセルフうどんがかなりのブームとなっていますが、ワイキキにあるハワイ一号店も、お店の前の行列が名物といってもいい程の人気っぷりです。それでは「丸亀製麺 ワイキキ店」見て行きましょう!
便利なアクセス
場所はワイキキのクヒオ通りにあるので、ワイキキ周辺からなら徒歩で行けます。ワイキキ・トレードセンターをクヒオ通り沿いにダイアモンドヘッド側へ少し先に行った、ノホナニ通り(Nohonani st.)とナフア通り(Nahua st.)の間です。またバス停がお店のすぐ近くなので、ワイキキ圏外からバスを乗り継いで来る場合でもとても便利です。
列を恐れず並ぶべし!
この行列を見せるのも戦略?
「あの行列は何よ〜」「ハワイで時間を無駄にしたくな〜い」と言っている人、ちょっと待った!確かに店の外は常に行列が。しかーし!時間帯にもよりますが20〜30人くらいの列ならば、いざ並んでみると15分くらいでカウンターへたどり着けます。レストランだって注文の品が運ばれるまで20分くらいかかること思えば、食事が用意されている間の軽い運動と思えばなんのその。
お手洗いの場所マップ
列に並ぶ前の注意点として、店内にお客様用のトイレはないので事前に済ませておきましょう。一応店内の柱に、トイレの場所の地図が貼られていますが、これは一度店の外に出なければなりません。道を渡った向いにある建物の2階部分トイレが使えますということですが、実際行ってみると工事中で立ち入り禁止となっていました。ここはハワイ、よくある落ちです。また建物名は地図では「インターナショナル・マーケットプレイス」とされていますが、正しくは「ワイキキ・タウンセンター」。よくみるとこの地図かなりアバウトです。
品数が少ないので回転は速いです
行列もひとたび入り口付近に近づいてしまえば、メニューを見たり厨房を除いたりできるので待ち時間は気になりません。逆に今までのろのろしていた列の流れが気のせいか急に早まり、さっさとしなければならないくらいの感じです。さすが日本のセルフうどん、システムに乗っかってしまえば後は早い。ここで気づくのは、丸亀うどんを食べにくるお客さんのうち、日本人は多数派ではなないということ。ワイキキだと場所によっては日本と錯覚してしまうくらい日本人の人口密度が高かったりするのですが、この丸亀うどんには世界中からの観光客が日本食・うどんをリーズナブルに食べようとつめかけているので、かなり国際的なうどん屋さんになっています。
メニューを決めよう!
大盛りにもできます
セルフサービスのうどんは日本のフードコートなどでもあるので、注文の仕方を知らない人は殆どいないかと思いますが、ワイキキ店での流れをおさらいします。スタッフに注文を聞かれたら、注文する品を日本語名で言います。その時、冷たい麺を注文する人はCOLD(冷たい)、大盛りを注文する人はLARGE(大盛り)と言うのを忘れずに。特に言わなければ並盛りの暖かいうどんになります(メニューによってはHOTのみ、またはCOLDのみのものがあります)。また持ち帰りしたい場合は、Take out, please.(テイクアウト、プリーズ)と伝えましょう。
天ぷら・むすびのテイクアウト用ボックス
トレーを取ったら、天ぷら・おむすび用のお皿をのせて、うどんが出来るのを待ちます。トレーやお皿が積んである横に、天ぷら・おむすび持ち帰り用のボックスも積んであるので、必要な人はこちらも忘れずに。
ものの数分でうどんができ上がるので、出来上がったうどんを受け取ったら揚げ物コーナーへと進みます。なお薬味と天かすは、取りたい放題を防ぐ為か、うどんを受け取る時に厨房スタッフがのせてくれます。いらない人は断りましょう。
揚げ物類は、定番のかき揚げ、えび、いか、ちくわ、サツマイモなどから、チキン、アスパラガス、マッシュルームといったものまで種類は色々。値段は$1.25〜$1.75前後。えび天はかなり人気らしく、出来上がりを待つ場合もあり。野菜かき揚げは、これだけでおやつになってしまうボリュームと美味しさ。あと、いか天は柔らかくて簡単に噛み切れます。揚げたてのおいし〜い天ぷらをこの値段で、しかもハワイで食べられるなんて!と感激している在住者や長期滞在者は多い事でしょう。おむすびは梅、こんぶ、鮭、牛肉、スパムむすびなどで$1.50〜$1.75前後。会計を済ませたら最後にスパイス類、割り箸等、お水を取ってテーブルへ。
いただきま〜す!
釜揚げうどんにえび天をプラス
丸亀の看板メニュー「釜揚げうどん」。麺に自身があるからこそのシンプルな味ながら、出で立ちは思わず写真を取りたくなってしまう桶を使用。特に外国人観光客には、桶に入ったうどんがまた物珍しくキャッチーなのではないでしょうか。
かけうどんにえび天をプラス
「かけうどん」。茹でたて讃岐うどんにだしのきいた汁というシンプルな組み合わせが後をひくおいしさ。更に揚げ立ての天ぷらを加えれば最高。あっという間に汁も飲み干して完食してしまいます。これなら大盛りでもいけそう、と思ってしまう自分が怖い。
温玉うどん
「温玉うどん」。半熟卵がのっかり、しっかりした汁にマイルドなとろみを効かせています。この美味しさを味わってしまったら丸亀うどんのリピーターになること間違い無し。
カレーうどん
「カレーうどん」。無類のカレーうどん好きナビはカレーうどんとくればすかさず試食、言うまでもなくこちらも美味しいです。なんですが、、次回また丸亀うどんに来るとするなら、カレーうどんを差し置いてもやっぱりダシのきいたシンプルなうどんにしちゃうかな〜、と次の来店がすでに楽しみ。
ざるうどん
日中の暑いランチ時など、涼を感じる冷たいものが良ければ「ざるうどん」がおすすめ。うどんのコシを噛みしめながらつけ汁につけて頂きます。ツヤツヤのうどんが麗(うるわ)しいです。
丸亀うどんに魅せられる人々
リーズナブルに食べれるこだわりの讃岐うどん
「うどんなら日本でも食べられるし〜」という声もちらほら。日本では良くあるセルフサービスうどんの光景なんですが、しいて言うとのんびりまったりなハワイで、世界中から訪れる観光客が無駄のない日本のシステムに従い、淡々と味わっている光景も面白いものがあります。チップは不要な上、敷居の高いイメージの日本食をリーズナブルに食べられ味も二重丸とくれば、日本食ビギナーでも、またかなりの通でも試さない訳はないですね。お昼はマクドナルドやプレートランチが定番な工事現場のおっちゃん達も、今や丸亀うどんでランチ。国籍・年齢問わず誰もが安心して食べられるジャパニーズ・ファストフードと言えますね。
おいでやす〜
いかがでしたか?
日本食が恋しくなった時、一人で外食したい時、何を食べるか決めていなかった時、ハワイに長期滞在する時など一度訪れてみて下さい。値段、味、利便性とバランスよく滞在中の強い味方になってくれること請け合いです。以上、ハワイナビでした。