毎年この時期に開催されるハワイ国際映画祭(HIFF - Hawaii International Film Festival)、今年で30回目を迎えました。
開催場所は、ホノルルのダウンタウン、イヴィレイ地区にある、リーガル・ドール・キャナリー・スタジアム18。今回は40カ国以上から集まった225本の映画が上映されたとか。
映画祭といっても、一般の観客はレッドカーペットを踏むわけでもなく、観たい映画のチケットを購入して鑑賞するだけ。ただ、表に用意された上映映画ごとの列に並ばなくてはならず、初めてだとちょっと戸惑ってしまいます。
列の順番も、映画祭のプライオリティ・メンバー、通常メンバー、一般と、分かれています。ようやく中に入って・・・まずは映画祭の特別コマーシャルの上映です。
さて本番の上映・・・ん?ブルーレイ?各国から映画祭に送られてくるのはフィルムではなく、DVD/ブルーレイ・ディスクなのだそうです。
いざ上映開始!ところが途中でディスクが止まって動かなくなるアクシデントが。「予備のディスクがあるから大丈夫。いま取りに行ってます」と、映画祭のエグゼクティブ・ディレクター、ボラー氏から釈明が。
フィルムじゃなくてDVD/ブルーレイ・ディスクで観る映画祭・・・なんだかしっくりきません。やや興醒めですが、ま、時代が変わったということでしょうネ。
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記事登録日:2010-10-29