何千年も昔、火山噴火によって作られた水中の溶岩洞を、打ち寄せた海水が抜けて吹き上がる姿が見られる、オアフ島東海岸の人気観光スポット。
アロハ~! ハワイナビです。
今回はハロナ潮吹き岩にいってまいりました。出来るだけよい景色の取材がしたかったため、早朝7時にワイキキエリアを出発。当日は取材日和で朝からめちゃめちゃテンションがあがりました。
オアフ島の東側に位置する「ハロナ潮吹き岩」は多くの映画やTVのロケ地にもなっている場所です。『パイレーツ・オブ・カリビアン3/生命の泉』や『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』もここで撮影されたそうです。東海岸は珊瑚も多く海の色がとても綺麗で眺めの良い場所です。
潮吹き岩ってなに?
数千年をかけて冷え固まった溶岩でできた穴に海水が溜まり、その水圧で岩の割れ目から迫力満点の音と共に潮が吹き上がる様は大きなザトウクジラの潮吹きのように見えることから「潮吹き岩」の名前がつきました。波の強さによっては、10m程の高さまでにもなるのだとか。
左の上方に灯台があるの見えますか?ここはマカプウ岬です
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ワイキキなどの人工とは違う自然の海岸線はさすがに圧倒されるほどきれい!
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今回ナビはあえて自分でドライブせず、ワイキキトロリーの東海岸を一周するブルーラインの乗車して観光気分で取材してまいりました。はじめて乗ったブルーラインの2階席でしたが、めちゃめちゃ陽があたるので日焼け止め、帽子などが必要です。ナビはしっかりとSPF50をつけて参加しましたよ~!
目的地であるハロナ潮吹き岩は有名なあのハナウマ湾のおとなりです。(車で5分ぐらいの距離)
この島、何にみえますか?
行く途中では、こちらも有名な岩の自然アート「ラビットアイランド」にもお目にかかることが出来ます。読んで字のごとく、ウサギの頭ような形をしていることからこの名前がつきました。今回の取材では行きませんでしたが、東海岸にはほかにも「チャイナマンズ・ハット」という同じく岩の島もあるんですよ。チャイナマンズ・ハットとは、中国の農民が日よけにかぶる昔ながらの麦藁帽子のようなもの。かつて最初の移民が日本をはじめ、中国、フィリピンなどから渡ってきた際に中国人がかぶっていたものをみてつけた島の名前と思われます。
改装工事されてきれいになったハロナ潮吹き岩の見学場所
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大型バスやレンタカーが沢山停められる無料駐車場。トイレはこの向かって後ろにあります
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ワイキキトロリーのブルーラインではここ「ハロナ潮吹き岩」で5分間の写真撮影の時間があり、柵の前まで行くことができます。波の状態によって5分間の間に大きな潮吹きが見えるときもありますが、波がメローなときはその勢いが弱くライトにシューッと控えめな潮吹きになり、よく見ていないと気がつかないほどです。2008年に改装工事された展望台からは、サンディ・ビーチへつながる海岸線や、晴れ渡った日にはクッキリとモロカイ島やラナイ島が見えます。そして12月から3月まではハワイ海域を移動するザトウクジラを目撃することもできます。
ハロナ潮吹き岩、ハナウマ湾をすぎると、風が強くショアブレイクも強いためボディーボードやボディーサーフィンに最適なビーチ「サンディ・ビーチSandy Beach」を通ります。注)サンディーとは「砂」という意味で、「日曜日」という意味ではないですよ~!
ここはノースとはまた別にサーファーにも愛されているスポット。ローカルの子供たちは車を運転する年ではなくても、自分たちで市バスを使ってここにボディーボード、ボディーサーフィンをしに来るのです。お金のないティーンネイジャーにはビーチはただで遊べるかけがいのない遊び場なのです。いまでもたまにみかけますが、ファーストフードショップ(マクドナルドとか)のトレーを浮力に使ってボディーボードの要領でボディーサーフィンをするのもローカル流なのだそう、、、。トレーの4つ角の1つだけに穴あけ機で1つ穴をあけると水をうまくコントロールできて調子が良いそうです。(ローカルのティーンネイジャーの男の子たち談)でも、ファーストフード店からトレーは無断で持ち出ししてはだめですよ!! 、、、と彼らからの忠告でした:)
いかがでしたか?
常夏のハワイを観光で訪れるひとたちにはそれぞれの楽しみ方があるとは思います。ショッピングがメインのひと、ビーチで夏気分を満喫したいひと、ただただのんびりしたいひとなど、、、。そんな違いタイプのひとたちにも、ここハロナ潮吹き岩の素朴な自然の不思議と、迫力のある音と景色、3段階のブルーで彩られた美しいハワイの東海岸の海の色を見たときには、「あ~、ハワイに来てよかった!!」と感じていただけることでしょう。ちなみにザトウクジラを見たいならまさに今の季節、11月~3月初めごろまでが彼らが群れでハワイ海域を通る時期ですよ!!
以上、ナビがお伝えしました。
マハロ!