ヌウアヌ歴史散歩

オアフ島の中でも古い地区ヌウアヌ。住宅地の中を歩いていると、由緒ありそうな邸宅がチラホラ。ハワイを舞台にした映画『ファミリー・ツリー』で主人公や主人公の友人宅として登場したのは、このエリアのお宅。そうした住宅地を抜けた、竹やぶの中を歩いていくと・・・

ひっそりとたたずむカメハメハ3世とカラマ妃の夏の別荘跡地が。

1845年に完成、カニアカププと呼ばれたこの別荘で、1847年にはハワイ内外のセレブや要人、推定1万人（！）を招いての大ルアウ（ハワイ式宴会）が開かれたそう。

いまはそんな面影もない廃墟となっています。

石畳の跡でしょうか？周辺を見渡しても、ここが王家の別荘だったと思わせるものは、由来が記された石碑以外にはありません。

ロコのハイキングコースにもなっていて、ワンちゃんも気軽に元王家の別荘内を駆けまわっていました（！）。