ハワイのスイーツとしていまや日本でも知名度バツグンのマラサダを広めた元祖がこちら。
ツアー会社のバンやミニバスが次々と立ち寄っていきます。
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もちろんロコの車も。その場で食べるのが一番オイシ~!
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アロハ~、ハワイナビです。
今日はロコの大好きなマラサダのお店・・・という以上に、もはやハワイの観光名所! カパフル・アベニューにある「レナーズ・ベーカリー」へ行ってみましょう♪
ロコはダズン(12コ)買いがお約束。
ハワイのスイーツとしていまや日本でも知名度バツグンのマラサダを広めた元祖がこちらのお店。マラサダ(Malasada)はひと言でいうと、穴のないシュガードーナツ。砂糖をまぶした揚げパンです。そもそもは、創業者のレナーズ・ファミリーが告解火曜日に食していたポルトガルのおやつだったとか。
1952年の創業以来ロコに愛されてきたオリジナル・マラサダ。
それがどうしてここまで人気があるのか・・・は、作りたてをその場でパクリと口にしてみれば、おわかりいただけるハズ。外側はフワッ、で、中はモッチリ。アメリカのスイーツといえば、激甘でとても全部は食べ切れない、なんてものも少なくありませんが、このマラサダは1つ2つ、スイスイッとお腹におさまってしまうんです。
甘いけど甘過ぎない。揚げてあるのにシツコクない。軽いのにしっとり。ときどき無性に食べたくなってしまうファンが多いのもうなずけます。
場所は?
場所はワイキキに隣接するカパフル地区。カパフル地区のメインストリート、カパフル・アベニューは、ワイキキのメインストリート、カラカウア・アベニューとホノルル動物園の前で交差し、山側までゆる~いカーブを描きつつも、ほぼ真っ直ぐ伸びています。
ワイキキからカパフル・アベニューを山側まで乗り換えなしで走ってくれるザ・バスがあればラクなんですが、残念ながら、ありません。
13番バスの終点地点。「レナーズ」まではここから徒歩約20分。
<ワイキキからザ・バスを利用する場合>クヒオ・アベニュー海側バス停から13番バスに乗車。「Kapahulu/Campbell」で降りたら山側へ向かって約20分歩いた右手。
もしくは13番バス乗車時にバスドライバーからトランスファーチケットをもらい、13番バスの降車地点から、店舗前を通る14番バスに乗り換えることも可能。ただしバスの本数が少ないため歩いてしまったほうが早いかも。
カパフル・アベニューへは歩きも可能。
<ワイキキから徒歩で向かう場合>カラカウア・アベニューとカパフル・アベニューの交差点から、カパフル・アベニューを山側へ直進した右手。交差点からは徒歩で約35分。
歩いて目指す!
今回ナビはカラカウア・アベニューとカパフル・アベニューの交差点からスタートし、カパフル・アベニューを歩いて「レナーズ・ベーカリー」まで行ってみようと思います。
頑張って行ってみよ~!
店内は?
車の場合、パーキングが満車でも少し待てばスグに空きます。
到着です! カラカウア・アベニューとの交差点からは、「レナーズ・ベーカリー」だけを目指して真っ直ぐ、徒歩で約35分でした。坂のない平坦な歩道は歩きやすく、まわりの景色やお店を眺めながらだったので、それほど長くは感じませんでしたよ。
少しシャビーな外観がローカルらしくてイイんです。
さっそく中へ入ってみましょう。
記念写真を撮るのも忘れずに~♪
マラサダは、お持ち帰りの場合でも、1つは外のベンチでパクッと食べてみてください!
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出来たてでまだ温かいうちがなんといってもイチバンの美味しさです。
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店員さんにマラサダを注文します。
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店内にはオリジナルTシャツも。
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コーヒーやソフトドリンク、ソフトクリームも売っています。
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注文後、裏のキッチンからマラサダが出てくるまで少し待ちます。
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シナモン・マラサダ
マラサダはオリジナル(Original)のシンプルな砂糖がけ以外に、シナモン(Cinnamon)と、リーヒンシュガー(Li Hing Sugar)があります。リーヒンシュガーは、ロコにおなじみのリーヒンムイ(Li Hing Mui)という干しプラムから作る甘酸っぱいパウダーとシュガーをまぶしたもの。シナモンとリーヒンシュガーも美味しいのですが、味にハッキリとしたオリジナルとの違いがあるわけではなく、「言われてみればシナモン風味」「リーヒンムイの香りがする」といった感じ。
リーヒンシュガー・マラサダ
おそらく、オリジナルの基本的な味の路線は変えずに、目新しさやバラエティを・・・といった意図で創られたものだと思いますが、どうも特徴というか個性に欠けるような? まとめ買いせずに1つだけ試してみたい、という場合には、やはりオリジナルをオススメします。
以前は白いボックスでしたが、2012年現在はピンク。
マラサダ・パフと呼ばれる、フィリング入りのマラサダもあります。フィリングの中身には、カスタード(Custard)や、ドバーシュ/チョコレート(Dobash/Chocolate)、ハウピア/ココナッツ(Haupia/Coconut)、さらに「今月のフレーバー」(Flavor of the Month)が。
ハワイのパンの定番、スイートブレッドも。ココのは甘さ控えめ。
「このマラサダを食べるだけでも、飛行機代を払ってハワイへやってくる価値がある!」という熱烈なファンもいれば、「食べてみたけど、ただのドーナツじゃ?」なんてヒトも。
そう、ただの美味しいマラサダなんです!
世界中から観光客が訪れます。
ロコが普段のちょっとした楽しみ(「甘くて美味しいもの食べた~い!」)に寄っていく地元のベーカリーが、口コミやメディアによってハワイでもかなりメジャーな観光名所に・・・それが「レナーズ・ベーカリー」。なので、必須観光スポットとして訪れるのではなく、ロコのように、「ちょっと甘くて美味しいもの食べよ~っと」と、気軽な気持ちで寄ってみると、マラサダもいっそうオツに感じられるかも、デス。
以上、ハワイナビでした!